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ヘルスケア

冷え対策に|生姜の作用を最大限に引き出す簡単な方法

殺菌作用や抗炎症作用に、血液サラサラ効果、また結構促進作用のある生姜は風邪をひきやすい冬の季節に特に積極的にとっていきたい食材。特に冷え性の人の中には、肌寒くなってきた時期から、生姜紅茶や生姜湯を日常的に飲んでいる人も多いのではないでしょうか。

 
 
 
 
 
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体をポカポカと温めてくれる生姜のパワーの秘密は、辛味成分であるジンゲロールショウガオールの2つの成分にあると言われています。中でも体を温め血行促進をしてくれるのショウガオール。生の生姜もいいですが、ジンゲロールは加熱することによってショウガオールに変化するため、生姜を加熱した状態で摂取するといいと言われています。

そして、加熱時に一番最適とされる温度が80度。80度でじっくりと加熱することで、ショウガオールの量をぐんと増やすことができるのです。一般的にショウガオールの効率的な増やし方は、30分以上煮るか蒸すのがオススメと言われますが、忙しい日々に30分以上生姜を煮込むなんてハードルが高すぎます??‍♀️。そこで便利なのが、保温効果のある水筒。保温水筒にスライスした生姜と熱湯を入れ、3時間保温するだけで簡単にショウガオールたっぷりの生姜湯を作ることができます。辛みが強く苦手な方ははちみつなどで少し甘味を足すと飲みやすくなります。

普段から生姜湯を持ち歩くという人は、朝起きてすぐにセットしておけば出勤してから仕事中に飲むことができるので冷え性対策に効果的です。

ショウガオールを取ることで期待できる効果は以下の通り。

<ショウガオールの働き>
冷えによって滞りがちになった血液の流れをよくして、体のすみずみまで血液を行き渡らせ、ポカポカと体を温める働きを持っています。また、体温を調節する受容体を活性化し、アドレナリンの分泌を促すため、体脂肪を燃えやすい状態にして脂肪燃焼にも効果が期待できダイエットにも繋がります。さらに血行を促すことによる鎮痛作用も注目されており、風邪を引いた時に起こる節々の痛みや、冷えからくる関節炎などにも有効です。

生の生姜に含まれるジンゲロールには、強い殺菌作用があるため食中毒予防や、体内に入ってきた細菌やウイルスを退治してくれる役割を持っています。生姜をそのまま取るだけでも効果は抜群なのですが、冬の寒い季節に手足の先が冷えているという方や、冷え性からくる肩や首の凝りなどと言った体の不調が続く場合は、生姜湯をこうして飲んでみると体を芯から温めて整えてくれそうです。

プレビュー画像:©︎Twitter/K9FjmPLOboRoMn0

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