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Lifehacks

いつも捨てていたシリカゲルの袋。でもただ置いておくだけでこんなに役に立つ。

新しい靴やバッグ、お菓子や海苔を買うと、中に小さな乾燥剤の袋が入っています。その中身で最も良く使われているのが「シリカゲル」と呼ばれる乾燥剤です。 シリカゲルは水分を吸着し、包装内などの空気を乾燥させ、湿気やカビを防ぐ働きを持っています。おそらくほとんどの人が普段捨ててしまっているシリカゲル袋ですが、実は再利用することができます。

シリカゲルはもちろん「食べられません」が、安定した化合物で毒性はなく、食品を湿気させないために使われるのもそのためです。誤って食べてしまった場合も中毒症状を起こすことはないので、お子様のいる家庭では取り扱いに注意が必要ですが、安心して使用することができます。今回は、そんなシリカゲル袋の再利用方法10選をご紹介します。

1. 携帯レスキュー

携帯電話に水がかかった、水の中に落としてしまった、そんな時はこの方法を試してみましょう。携帯からバッテリーとSIMカードを抜いて、シリカゲルの袋を詰めた箱に入れて一晩置いておきます。翌日には湿気は取れているはず。

Assignment 26: Wet

2. スーツケースの消臭

楽しい休暇の帰り、洗濯物や濡れた水着が詰まったスーツケースやバッグの中の臭いが気になりますよね。シリカゲルを入れておけば、帰宅してスーツケースを開いた時も嫌な臭いは立ち上りません。

3. ジム用バッグに

湿気が溜まりやすい運動用具を入れるバッグにもシリカゲル袋を忍ばせておけば、湿気だけでなく、匂いの防止にもなります。また、下駄箱や蒸れやすいブーツの保管、クローゼットや衣類の収納にもおすすめです。

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4. カメラバッグに

カメラレンズに湿気は大敵!映り込みやカビの原因になってしまいます。シリカゲルを使って防湿保管を心掛けましょう。

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5. 開封したタネ

開封して使い切れなかったタネは、湿気を防いでおけば来年も発芽します。密閉容器にシリカゲルの袋とともに入れておきましょう。

6. ドライフラワー

生花は、早く乾燥させれば美しいドライフラワーになります。花をシリカゲルの袋と一緒に新聞紙で包んで乾燥させます。

45:365 Roses

7. 古い写真

シリカゲル袋が箱の中の湿気を吸収し、写真のくっつきや黄ばみを防いでくれます。

Pola Love.

8. 食器やアクセサリー

シリカゲル袋を食器棚の引き出しにいれておくことで食器やカトラリーなどを変色や錆から守ってくれます。磨く回数も減らすことができますね。ジュエリーボックスの中に入れておけば、シルバーアクセサリーのお手入れ回数が減ります。

Silver spoon

9. カミソリの刃の保護

シリカゲル袋と保管することで、カミソリの刃の錆びつきを防止することができます。カミソリの寿命が飛躍的に延び、節約にもつながりますね。

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10. フロントガラスの曇り防止

ダッシュボードの上にシリカゲルの袋を数個置いておくだけで、フロントガラスの曇り止めになります。

Bokeh

ただのゴミだと思っていたシリカゲル、こんなに便利な使い道があるとは驚きですね。使用後に吸湿したシリカゲルは、120〜150℃のオーブンで乾燥させれば再び使うことができます。