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新しいバッグを買うと入っている小さな白い袋。それを捨てちゃいけない6つの理由がこちら
新しい靴やバッグ、お菓子や海苔を買うと、中に入っている小さな乾燥剤の袋「シリカゲル」。水分を吸着し、湿気やカビを防ぐ働きを持っています。おそらくほとんどの人が普段捨ててしまっているシリカゲル袋ですが、実は再利用することができます。
今回は、そんなシリカゲル袋の再利用方法をいくつかご紹介します。
1. 靴箱に詰めた古い写真
シリカゲル袋が箱の中の湿気を吸収し、写真のくっつきや黄ばみを防いでくれます。
2. カメラバッグに
カメラレンズに湿気は大敵!映り込みやカビの原因になってしまいます。シリカゲルを使って防湿保管を心掛けましょう。
3. ジム用バッグに
湿気が溜まりやすい運動用具を入れるバッグにもシリカゲル袋を忍ばせておけば、湿気だけでなく、匂いの防止にもなります。また、下駄箱や蒸れやすいブーツの保管、クローゼットや衣類の収納にもおすすめです。
4. カミソリと一緒に
シリカゲル袋と保管することで、カミソリの刃の錆びつきを防止することができます。カミソリの寿命が飛躍的に延び、節約にもつながりますね。
5. 塗れた服と一緒に
雨の日やスイミングの帰りにもシリカゲル袋が活躍します。塗れた衣類やタオルを他のものと一緒にバッグに入れる際など、バッグ内の湿気を減らして匂いを防止してくれます。
6. 食器棚の引き出し
シリカゲル袋を食器棚の引き出しにいれておくことで食器やカトラリーなどを変色や錆から守ってくれます。磨く回数も減らすことができますね。
シリカゲルには青やピンクの色がついているものもあります。これは吸収力の有無を示すもので、青色の場合は吸湿力があり、ピンク色に変わると吸湿力がなくなった目印なのだそうです。吸収力が減ってしまった場合も、シリカゲルは加熱することで本来の吸湿力を取り戻すことができます。シリカゲルの粒を弱火のフライパンでゆすりながら青色に変わるまでゆっくりと加熱し、冷めるのを待ってお茶パックなどにいれれば、再び使うことができます。
シリカゲルはもちろん「食べられません」が、安定した化合物で毒性はなく、食品を湿気させないために使われるのもそのためです。誤って食べてしまった場合も中毒症状を起こすことはないので、お子様のいる家庭では取り扱いに注意が必要ですが、安心して使用することができます。
今回紹介した以外にも湿気でかたまってしまった調味料や粉類の除湿にも役立ちそうですね。いつもゴミとして捨てていたものにこんな利用法があるなんて、うれしい発見です!
