料理のヒント
包丁要らず|しめじの石づきを無駄なく綺麗に取る方法
スーパーで1年中買えてしかも安価なしめじは、うまみがたっぷりで、おみそ汁や炊き込みご飯、炒め物や煮物、パスタなどさまざまな料理に使える家計の強い味方。さらに、食物繊維やビタミンB2など栄養もたっぷりで体に嬉しい食材でもあります。
そんな家計&健康にとって心強いしめじですが、みなさん調理する時に石づきはどのように取り除いていますか?
しめじの石づき、指で押すだけでぽろっと取れることが分かった… pic.twitter.com/0HIDbJSzBP
— masaki ohashi (@ohashimasaki) April 16, 2019
しめじの石づきは、しめじの軸の先端の硬い部分からきのこが地面や木に接していた根本までの部分のこと。この石づき部分は、株の中央部分にかけて高くなっているため、取り除くために包丁でざっくり切り落としたり、使う分だけ手で割いて石づきを切り落とした時、案外軸の部分もけっこう切り落としてしまうことがあります。
そこで今回は、しめじの軸部分だけを綺麗に取り除くあっと驚く方法をご紹介します。
それがこちらです!
ぶなしめじを中心から優しく抜き取っていくと綺麗に石づき(菌床部)が取れます。捨てるところが少なく、まな板と包丁を使わないですむ簡単な方法。
— しまこ (@shimako05) April 4, 2022
アイラップに入れて冷凍しておけば直ぐに使えて便利なうえに、うまみと栄養価が増して良いことずくめですね。 pic.twitter.com/gV8Un8kRYh
Twitterユーザーのしまこさん(@shimako05)が紹介したのは、しめじを真ん中から抜き取るという方法。
こうすることで、しめじが軸ごと綺麗に石づきから取れ、包丁を使った時のように軸部分をもったいなく切り落としてしまうことがなくなるのだそう。
中心から抜くように軸を取り除くと、残った石づき部分は、思っていた以上に小さいことがわかります。これを見ると、これまで包丁で切り取っていた部分はまだまだ食べられる部分があったことに気が付きます。
また、しまこさんはこうして石づきを取り除いたしめじはアイラップに入れ、冷凍保存するとのこと。以前こちらで紹介したように、きのこは冷凍することで細胞膜が壊れ、うまみ成分である酵素の働きがアップ。うまみや香りがぐっと増すと言われています。
きのこは冷凍してみよう(о´∀`о)
— ひろこうじ薬局ひろふみ 本出たよ(о´∀`о) (@hirokoujiKanpo) January 30, 2021
元々きのこ色々凄い🍄✨
なんですが
冷凍すると更に凄い‼️
冷凍すると
きのこの細胞壁が壊れ
旨味成分がどんどん出る🍄
グアニル酸(旨味)
アスパラギン酸(疲労回復など)
の成分が3〜4倍パワーアップ‼️
えのき、しめじ、舞茸
特におすすめ(о´∀`о)
ぜひ冷凍してみて✨ pic.twitter.com/hftgpWL9A7
しめじはきのこの中でも、冷蔵でも品質保持が難しいと言われ、一週間程度で食べてしまわないと、ところどころが傷んできてしまいます。そのため、こうして石づきから取り外して冷凍しておけば、しめじを無駄にすることなく使い切ることができます。冷凍した場合、1ヶ月から3ヶ月程度は保存しても問題はないそうです。
また、取り除いた石づきですがおがくずなどのゴミを取り除けば実は食べれないことはないそうです。しめじの石づきを水で煮込めば、旨みたっぷりのベジブロスを作ることができます。
サッカー観ながらひたすらきのこ下処理🍄 石づきはベジブロス行き。ベジブロス、きのこ類のあるなしでやっぱり全然違うんだよな〜。 pic.twitter.com/x8qHAegcWf
— にゃあすけ (@nyaasuke_jr) July 12, 2021
しめじを無駄なく使う簡単ワザ、みなさんもぜひ試してみてください。
きのこに関する記事は以下でも紹介しています。
プレビュー画像:©︎Twitter/shimako05
出典:©︎Twitter@shimako05, chisou