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キッチン

しなびたナスがパンパンに|ナスの復活法

油との相性がよく、和洋中と幅広く使えることから便利食材のナス。ナスは美味しいだけでなく、夏の熱った体を冷やす作用があるほか、カリウムを豊富に含んでいることからむくみや高血圧対策にも効果を期待することができます。

また、ナスの鮮やかな紫色の皮には、ポリフェノールの一種で強力な抗酸化作用があるナスニンが含まれており、 老化や癌、生活習慣病などの原因になる活性酸素を抑える働きを持っています。

美味しい上に夏の体の健康キープに役立つ、まさに野菜界のドン的な存在のナス。そんなナスにまつわる便利な裏ワザをご紹介します。

しなびたナスがピチピチに

この季節、家庭菜園で採れたナスや頂き物、また特売でたくさん購入し、家にナスがたっぷりあるという人もいるのではないでしょうか。

そんな時、消費しなくてはと思いつつ、つい冷蔵庫の中でしなびたナスを発見、なんてこともありますよね。

乾燥してしなしなになったナス
Twitter/sinyasai

無惨にもしなしなになってしまったナス、でも、もう食べられない…と諦めるのはまだ早かったのです!

群馬県で農家をしている、しん|野菜を育むプロさん(@sinyasai)によると、しなびたナスはひと手間加えることで、ピチピチの状態に復活させることができるというのです。

それがこちらの方法です!

しん|野菜を育むプロさんによると、しなびたナスは、ヘタと底を切って水に浸け、冷蔵庫に5時間ほど入れておくことで、再びハリのあるナスになるそうです。

ヘタと底が切り取られ、水につけられたナス。
Twitter/sinyasai

冷蔵庫に入れておいたナスがしなしなになってしまうのは乾燥によるもの。ナスは90%が水分のため、冷蔵庫に入れておくと中の水分が蒸発し、皮がすぐにシワシワになってしまいます。そのため、水につけて水分補給させてあげることで、プリッとつやのあるナスに戻すことができるのです。

水につけて5時間後、ハリが戻ったナス。
Twitter/sinyasai

ネットの反応

この方法には、知らなかったというユーザーや、これまで捨ててしまっていたため、次はぜひ試してみたいという声が多数寄せれています。

まだ食べられるかどうかを見極めるポイント

しなしなナスが復活するとはいえ、ナスがこんな状態の場合は食べない方がいいそうです。

  • 外側がブヨブヨ
  • 酸っぱい匂いがする
  • 切った時に種部分が茶色い

また、今回紹介した方法は、にんじんや大根など、冷蔵庫に入れておくと乾燥してしなびてしまう根菜類にも使えるそうです。

しなしなになったナス、これまで痛んでしまったと思って処分していた方も多いのでは。これからは、この方法でナスを無駄にすることなく食べられそうですね。

ナスの調理法や保存法など、以下の記事でも紹介しています。ぜひご覧ください。

プレビュー画像:©︎Twitter/sinyasai
出典:©︎Twitter@sinyasai