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静岡新聞に掲載されていたこのコラム でも読み終わった時その真のメッセージに気がつき新聞を持つ手が震えた
ここ数年ネットを中心に話題になっている縦読み。縦読みとは言葉遊びの一つで、文章の各行の頭文字をつなげると文章とは別の1文が現れるというもの。新聞のテレビ欄などもで使用されることもあり、その時々のタイムリーなメッセージが現れ、読者を楽しませています。
また、最近では閉店する東京・秋葉原のマクドナルドへ、ご近所であるバーガーキングが送ったメッセージも話題になりました。
秋葉原のバーガーキングの2軒隣のマックが閉店するみたい。
粋なメッセージと思いきや、今流行の縦読み・・・下向いて笑ってるやん、それ。 pic.twitter.com/YNwmjkGLdp— 加藤良?パンイチゴリラ?185/120 (@RYO_K1981) January 30, 2020
静岡新聞が9月12日に掲載したあるコラムが今、話題になっています。それがこちら。
そのコラム「大自在」では、「縦読みという遊びがある。文や段落の頭文字などを拾うと仕込まれた主張が浮かび上がる。縦でなく横や斜めに読むこともあり、いつの時代も強い印象を伝える」とし、人々に印象を与えた隠しメッセージのエピソードを紹介。面と向かって言えないことも、隠しメッセージにして送ってみては、と締めくくっています。
コラムの内容も興味深いのですが、実はこのコラムにはある驚きの仕掛けがあったのです。
「縦読み」をテーマにした #静岡新聞 のコラム。
縦読みとかって、どうしても文脈や言葉遣い(単語選び)に不自然なところができてしまうものだけど、このコラムは言われないと気づかないくらい自然!? pic.twitter.com/kRnkQQQR55— 山下洋平 / TV報道記者 (@y0he1_yamash) September 12, 2020
そう、このコラムには縦読みメッセージ(新聞記事の文章が縦読みなので、正確には横読みですが….)が隠されていたのです。みなさんはどんなメッセージが隠されていたかお気づきですか?
答えはこちら↓↓
「やまない雨などない。われわれは自由のために闘う全ての人を応援します。」
文章の一番下の文字列を右から左に進むと浮かび上がってくるこの文章。この完成度の高さ、そしてこのメッセージに多くの人から賞賛の声があがっています。
静岡新聞の大自在は普段から素晴らしくて、でも今回は本当に天晴れでした。
いつもと変わらぬウィット、何も破綻しない文章。そしてメッセージはソコにありますが、日本語だけども世界中に共有されて欲しいと思いました。— 柱状閣下 (@gravireyossy) September 13, 2020
これは紙面組む人ともしっかり連携してないとできないですね。すばらしい。
— むらすけ (@murasuke) September 12, 2020
凄い!内容とも外れてないし、鳥肌立った。
— TOMCATminicooper (@TCminicooper) September 12, 2020
ただでさえ新聞コラムって限られた字数で深い知識がびっしり詰められ、よくもまあ毎日毎日タイムリーな内容を読ませるなぁ、と素人な私は心底感心してるのですが、
さらにここに、縦読みをぶっ込みましたか
しかも何の不自然さもない?✨— Tourmaline (@Tourmal59643009) September 12, 2020
いつの時代も、権力によって自由が奪われてしまうこと、または奪われてしまいそうになることが多々あります。そんな中、このコラムに隠されたメッセージに心を打たれたという人も多いのではないでしょうか。なお、このコラムは静岡新聞の公式ウェブサイトでも見る事ができます。
プレビュー画像:©︎Twitter/y0he1_yamash
