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【絶対やらないで】SNSで頭蓋骨粉砕チャレンジが世界的に流行中。理由はこれを見たら即座にわかる
スマートフォンで撮影した動画に簡単に音楽やエフェクトをつけて投稿することができる、若い世代を中心に人気のTikTok。
このTikTok上で今、頭蓋骨粉砕チャレンジ（Skull Breaker Challenge）という、とんでもない名前のチャレンジが世界的に流行しています。
このチャレンジ、どういうものかと言うと、いたずらを仕掛ける側の2人が、いたずらを仕掛けられる相手を挟むようにして並んで立ちます。そして、真ん中の人物に小さくジャンプするよう促し、ジャンプした際に、着地前の足を蹴っ飛ばして転倒させるというもの。頭蓋骨粉砕チャレンジを仕掛けられた側は、空中でバランスを崩し、頭や背中から床に叩きつけられてしまうのです。この相手をだましてスっ転ばせるとんでもないチャレンジ、実際にその動画をご覧ください。
skull_breaker_challange
kindly educate ur children not to do this ever..it can b dangerous for them.. pic.twitter.com/ekUfWR4RA5— Hina Aftab (@aa_hin) February 15, 2020
この映像からその危険性が言葉なくともわかります。真ん中の少年は思い切り頭を強打しているのです。
このイタズラ、#skullbreakerchallengeというハッシュタグ付きでTikTokを中心にSNS上で広がりを見せ、世界中で今その危険性に対し警鐘が鳴らされています。
アメリカのメディアによるとこの悪質なイタズラによって10代の若い少年・少女が重度の脳震盪を起こす事例が多発しているとのこと。また昨年11月にはブラジルでこのイタズラによる16歳の少女の死亡例も報告されています。
専門家らは、この頭蓋骨粉砕チャレンジにより、手首を骨折したり、靱帯を損傷したり、脊椎や脳を損傷する可能性もある指摘。さらに、「頭蓋骨粉砕チャレンジを受けて真っ先に頭を打った場合、頭蓋骨の骨折や血腫、さらには脳出血さえ起こり得ます」と、その危険性を訴えています。
これまでにも、アイスバケツ・チャレンジやボトル・キャップチャレンジなど、様々なチャレンジ動画がSNS上で流行し、中には危険をはらむものもありました。
しかしこの頭蓋骨粉砕チャレンジでは、仕掛けられる方が全く何が起こるかわからないままに、命の危険にさらされてしまうという大きな問題を抱えています。また仕掛ける方も何が起きるか予測がつかないまま、ただ流行しているみたいで面白そうという、それだけで安易に遊び感覚でやってしまっています。
動画を見て一目瞭然の通り、頭を床に強打するのは必至です。命を奪いかねないこの悪質なイタズラ、もし身近にTikTokを使っている子供がいるのであれば、起こりうる可能性を説明し絶対ダメと伝えてください。
こんなことで命を奪われたり、生活が困難になるような重度の怪我を負ってしまうなんて、あってはならないのですから。
