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ソファの汚れが気になる方に 簡単で安全な掃除のコツ6選

ソファはくつろぎタイムに欠かせない家具。でも毎日肌に触れるものなので汚れが気になりますよね。ペットの毛や人の髪の毛、皮脂や汗などの汚れの付着、食べこぼしなど、使っているうちに汚れはどんどん蓄積されています。たとえ目に見えるシミがなくても定期的にソファの汚れは掃除したいもの。こまめに掃除をしておけば、ソファの寿命が延びるだけでなく、嫌なニオイを防ぐこともできます。

まずは、普段の部屋の掃除のときには、ソファにも掃除機をかけて、ホコリや髪の毛、パンくずを取り除いておきましょう。またシミができたときは、できるだけ早く対処することが大切です。シミがまだ新しければ、完全に除去できる可能性も高いのです。

拭き掃除をするときには必ずソファやカバーのラベルを確認してください。素材によって、使用できる洗剤は違います。また、ソファはお肌に直接触れるものなので、強力な化学洗剤は緊急時以外は避けましょう。

この記事では、ソファの簡単で安全な掃除のコツと家庭での対処法をご紹介します。なお、汚れは強くこすり落とすのではなく、優しくなでるように拭き取りましょう。

1. 水と洗剤でシミ抜き

ほとんどのシミは、ぬるま湯と少量の洗剤で簡単に落とすことができます。汚れがそれ以上広がらないように、軽く叩いてから外側から内側に向かって柔らかいブラシをかけましょう。

酢(クエン酸)と水だけの溶液を使っても、汚れ落としに効果があります。また消臭効果もあるので、ペットが粗相をしたときなどは試してみてください。布やメラニンスポンジなどに酢水を浸し、ソファ軽く叩きながら拭いてから、乾いたタオルで吸い取りましょう。

血液や尿、卵などの汚れは温水だと固まってしまうので、必ず冷たい水を使ってください。

2. 重曹

重曹を使ったクリーニングには、殺菌、臭気の吸収、汚れの除去の効果があります。数ヶ月ごとに繰り返すことで、ソファを清潔に保つことができます。次の2つの方法があります。

  • その1:ドライクリーニング

約200gの重曹をカバーにたっぷりと均一にふりかけ、数時間置きます。その後、汚れを叩き出し、掃除機で重曹と一緒にゴミやホコリを吸い取ります。

  • その2:水拭き掃除

ソファをリフレッシュして、汚れをしっかり落としたいなら、重曹を使った拭き掃除がいいでしょう。重曹をソファに均等にふりかけ、水で湿らせた布やスポンジで丁寧にこすります。

頑固な汚れの場合は、それぞれ大さじ3杯の水と重曹でペーストを作り、汚れを覆うようにしても効果的。いずれも数時間放置してから汚れを掃除機で吸い取ります。

水拭き掃除した後は、完全に乾くまでソファに座らないでください。窓やドアを開けておくと乾きが早くなります。

3. シェービングクリーム

シミに泡をスプレーして、約10分間放置します。その後、柔らかいブラシでブラッシングします(一方向にのみ)。シェービングフォームに塩に加えると赤ワインのシミを落とすのに効果的です。

4. マイクロファイバー製カバーのシミにはガラスクリーナー

マイクロファイバー製のカバーのシミには、まず洗剤と水を試してみてください。この方法でもシミが取れなければ、スポンジやブラシにガラスクリーナーを適量つけて、シミを優しくこすります。ガラスクリーナーは、窓だけでなく、ソファもピカピカにしてくれます。

5. ガム

ガムがくっついてしまったときに使える裏技をお教えしましょう。「凍らせる」のです。コールドスプレー、保冷剤、氷などをでガムを冷やし、ガムが固まったら一枚一枚割っていきます。この裏技はどんな素材にも使えて便利です。

6. 革製ソファのクリーニング

革張りの家具も、柔らかいブラシアタッチメントを使って定期的に掃除機をかける必要があります。その後、まず水とスポンジで汚れを落としてみてください。定期的に革用トリートメント剤(クリームなど)を塗り、革をひび割れから守りましょう。

普段のお手入れで、亜麻仁油と酢をそれぞれ300mlずつ混ぜたチンキ剤(亜麻仁油をさっと煮出し、少し冷ましてから酢を加えたもの)をマイクロファイバーの布を使うと、汚れ落としとひび割れ防止の両方に効果があります。

くつろぎタイムを快適にするため、ソファーはいつもさっぱり綺麗にしておきたいもの。日頃からこまめに簡単お手入れをしておき、シミができた時にすぐに対処すれば、ソファを長く清潔に使うことができます。

プレビュー画像: ©Pinterest/new.shareably.net