夏の定番！冷たい麺類をコシのあるモチモチ麺に茹でる方法

暑い夏の定番メニューと言えば冷たい食べ物。中でも、登場回数が多いのが軽い食感でさっぱりしたそうめんです。
暑さと湿気で食欲がなくなりがちな時でも、準備に手間も掛からずスルスルと喉を通ってくれるそうめんなら食べられるという人も多いはず。

そんな夏に大活躍のそうめんですが、茹でる時にあるものを加えることで、その食感をモチモチとしたコシのあるものに簡単に変えることができるいうことを知っていましたか？

そのあるものとは「梅干し」。そうめんを梅干しと一緒に茹でることで、コシのある美味しい麺に仕上げることができるそうです。

方法は以下の通り。

＜そうめんのおいしい茹で方＞
準備するもの：
– そうめん 　200g
– 水　2リットル
– 梅干し　1粒

①お鍋に水を入れ沸騰直前に梅干しを丸ごと入れます。
②①にそうめんを扇状に入れ、素早くかき混ぜます。麺がほぐれたらかき混ぜるのをやめ、麺の袋などに記載された指定時間茹でます。
③ザルにあげて、水でしっかり洗い、余分な塩分とぬめりを落とします。
④氷水で数秒締めたらお皿に盛り付け完成です。

麺を茹でる際に梅干しを加えることで、梅干しに含まれるクエン酸が小麦粉と結びつき、でんぷんが溶け出すのを抑えてくれます。そのため、コシがあるモチモチの麺に仕上がるのだそうです。

この方法を利用すれば、うどんやひや麦などの小麦粉でできた他の麺も同様にコシのある麺に茹で上げることができるとのこと。ちなみにゆでた後の梅干しは食べられるそうです。

夏に嬉しい麺料理の裏ワザ。真夏の冷たいそうめんやうどんがますます楽しく美味しくいただけそうですね。

また、料理の定番パスタを美味しく茹でる方法や、暑い夏に茹で時間を短縮できる水漬けパスタの方法も併せてご覧ください。

プレビュー画像：©︎Pinterest/hitomi ☆, Hannah Keeth