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DIY

春の庭にピッタリのガーデニング・ライフハック17選。15番目はさっそく試してみたい!

気温が日を追うごとに上昇し、暖かい日差しに包まれる春。多くの草花が芽吹き、色とりどりの花が咲き誇り、ガーデニングがとっても楽しい季節です。初めてガーデニングをする人にとって、最も始めやすい季節も春と言われていますので、今回紹介する17のガーデニング・ライフハックをしっかりと身につけて園芸を楽しんでみませんか?

1. 花のタワー

ペチュニアの種まきは、冬の寒さも遠くへ過ぎ去った春真っ盛りの45月に行いますが、太陽が大好きなこのお花を育てるのにピッタリのライフハックがこちらです。

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真空ホースに小さな穴をいくつも開け、大きめの鉢に入れます。その周りを囲うようにワイヤーネットで「柵」を作ります。園芸シートを柵の内側を覆ったら、ホースと柵の間の隙間を土で埋めます。鉢は倒れないような場所に置いて下さい。

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最後に造園シートの所々に「T」の字を逆さにしたような形の切り込みを入れ、そこにペチュニアを植えましょう。3~4日に一度ホースの内側にに水をかけてください。

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2. すじまき

人参やほうれん草、小松菜などの種まきにはすじまきという方法が用いられます。これは畝に作った細長い溝に種を等間隔でまくやり方ですが、等間隔の溝を掘るのは容易ではありません。でも15cmの長さに切った古いホース2~3本(溝の数による)をレーキの先に取り付けて使えば、簡単に等間隔の溝が掘れます。

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3. ガーデニング用エプロン

園芸用ハサミ、ワイヤー、手袋など、ガーデニング作業には常にたくさんの道具が欠かせません。でも、履き古したジーンズで作ったジーンズ・エプロンさえあれば、両手が塞がっていても道具を持ち歩くことができます。ジーンズを使ったガーデニング用エプロンの作り方はこちらの動画を参考にして下さい。

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4. 近所の庭をチェック

春になったご近所さんのお家の庭をチェックしてみましょう。そうすれば、どの時期にどの花や植物を植えればいいか、一目で分かるはず!例えば、スミミザクラが咲いていたら、それは、ダリアやユリの花を植える季節です!

Looking Over The Fence

5. バラの手入れ

バラの剪定は姿を整えるだけでなく、良い芽を増やし、キレイな花を咲かせるのが目的です。もちろん、剪定する枝の選び方にはコツがあります。目安として、鉛筆よりも細い枝は剪定して問題ありません。こうすれば残った枝に栄養が行き渡り、より力強く成長してくれます。

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6. 温かい苗床

ブロッコリー、西洋ネギ、玉ねぎなどは、冬にも種まきが可能ですが、十分な加温・保温が必要です。そこでオススメなのが黒いビニールシートを使って種まきの前に苗床を温めておく方法です。こうすれば太陽の光が吸収され、土壌に熱が蓄積されます。

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7. マフィン型スタンプ

こうして前もってマフィン型で跡をつけておけば、均等に種まきをすることが出来ます。

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8. ミニプランター

芯ロールは生物分解可能な厚紙でできているので、プラスチック製品に比べ環境にも優しい素材です。わざわざ新しいプラスチック製の鉢植えを購入する代わりにトイレットペーパーの芯ロールをミニプランターとして利用することができます。

4箇所に切り込みを入れて底が平らになるように内側に折り込むだけ、簡単にエコなミニプランターの完成です。

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卵の殻もプランターに再利用できます。水が下から抜けるように、殻の下に小さな穴を開けておくことをオススメします。苗を畑に植え替えるときは、殻を割るだけでOKです。

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9. キッチンからの栄養剤

卵のカラに含まれる石灰はそのまま肥料としての効果を発揮しますし、卵黄にはカルシウムが豊富に含まれています。これらの栄養分が植物の発芽を促すため、根も腐りません。

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コーヒーの出がらしには植物にとって栄養分となる窒素、硫黄、リンが含まれており、わずかに酸性のため花壇や鉢植えの堆肥として最適です。

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10. ペットボトルシェルター

植物を害虫であるカタツムリから守り、保温効果もあるのがこちらの裏ワザです。まだ新しく出たばかりの新芽に底を切ったペットボトルを被せるだけ。空気の交換はフタを開け閉めするだけで出来ます。

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苗木がたくさんある場合は、透光性の収納ボックスを小さな温室として利用できます。カビの発生を防ぐため、両サイドに小さな穴を開けるのをお忘れなく!

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11. 植木鉢の底蓋

鉢に土を入れると底穴から土がこぼれてしまう…そんな悩みを抱えているなら、コーヒーフィルターや使い古した雑巾を底に敷いてみて下さい!そうすれば余分な水分が溜まることもありません。

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12. 根っこ用防御壁

ミントなどの猛烈な繁殖力をもつ植物は、庭に地植えするとあっという間に根を広げ、他の植物を駆逐してしまいます。そこでオススメなのが古い植木鉢の底を切って「防御壁」にする方法です。この防御壁を植物と一緒に土に埋めれば、根が広がり過ぎる心配はありません。

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13. 落ち葉で堆肥

これは昔からあるガーデニングの知恵です。秋の終わりに落ち葉を集めておき、畑の土の下に埋めておくのです。こうすれば腐葉土による保温効果が期待でき、通気性もよくなり土も柔らかくなります。

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14. 滝式貯水タンク

春にはガーデニング用の水を貯めおくようにしましょう。下の写真のように雨樋から、滝状に大きい貯水タンクから小さい貯水タンクに水が流れていくように出来ます。

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15. 芝生の手入れ

美しい芝生に欠かせないもの、それは芝刈りです。芝生は切れ味の良い芝刈り機で高い頻度でよく刈り込むことで密度が増し、美しい仕上がりになります。そんな芝刈りをする上で忘れてはいけないのが、3分の1ルール。これは芝生全体の長さに対して、上から3分の1以上低く刈らないというものです。そのため頻繁に芝刈りをすることが大切なのです!

So... I mowed the lawn

16. 爪の掃除

ガーデニングをしていて困るのが、爪の汚れ。いくらガーデニング手袋をしていても、土が入ってしまい指先が汚れてしまいますよね。でも大丈夫!レモンの皮さえあれば爪をキレイにできるんです。掃除の方法は簡単。汚れた爪でレモンの皮の白い部分を何度もひっかくだけ。これでネイルブラシなしでも爪がキレイに出来ます!

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17. 鳥の巣箱

野鳥の数は日本でも年々減少傾向にあるといいます。そこでお庭に野鳥が遊びに来れる鳥の巣箱を設置してみてはいかがでしょう。エサ台にナッツやフルーツを置けば、きっと可愛い小鳥たちがあなたの素敵なお庭に遊びにきてくれますよ!

Common redstart (Phoenicurus phoenicurus, juvenile)

いかがでしたか?春まではまだ十分に時間があります。早速、今回紹介したライフハックで一年中で最も花が咲き誇る春の準備に着手しましょう!

プレビュー画像:©️Pinteret/marthastewart.com, ©️Pinterest/hometalk.com