Lifehacks
リサイクルのため紙についたホッチキス針を外していたあなたに衝撃的なお知らせ
わたしたちが毎日生活する中で使用頻度の高い文房具のひとつ、ホッチキス(ステープラー)。そんなホッチキスの針を交換しようと、針の入ったパッケージを手にとった佐藤彩(@kimimachi1977)さんは、箱の裏面に書いてある文を読んで衝撃を受けました。その一文がこちらです。
「ホッチキス針は古紙の再生紙工程で支障ありません」つまりリサイクルのためにわざわざ外していた手間のかかる作業は、ムダだったということ!?ガッカリした彩さんは発見した当時を振り返って「人生50時間くらい損したことに気づいた」とコメントしています。
私が人生50時間くらい損したことに気づいた画像をご覧ください pic.twitter.com/uCwGgip9Yp
— 佐藤 彩 (@kimimachi1977) 2016年12月9日
でも、再生紙を作る過程でホッチキスの針は本当に妨げにならないのでしょうか?この質問にTwitterユーザーのゆーきー(@yookie_cometbus)さんが応えてくれました。ゆーきーさん曰く「ホッチキスの針は磁力と地球の引力により除去される」そうで、リサイクル用紙回収業者によれば、ホッチキスの針が紙についているのを想定して取り除く設備があるため、紙に針が付いていても支障はないそうです。
回収した故紙はパルパーといわれる設備で高温で溶かしてドロドロにし、繊維の状態に戻します。
その後、いろんな障害物を乗り越えた繊維だけが抄紙工程(ワイヤーパート)に進みます。
ホッチキスの芯は磁力と地球の引力により除去されます。https://t.co/7PBPeL52e7— yookie(ゆーきー) (@yookie_cometbus) 2016年12月9日
彩さんのこの衝撃的な投稿はTwitterで拡散され、「いいね」の件数はすでに3万6千件に登り、約6万件もリツイートされて話題を呼んでいます。さらにこの投稿には「今まさに外して処分しなければならないと思っていた書類がたくさんあるので、「この情報は助かる」、「頑張って外してたのに!」といったコメントが多数寄せられています。
知らなかった!
今まだまさに外して処分しなければならない(と思っていた)書類がたくさんあるので、この情報は助かります。https://t.co/029xTOoAZs— ぽたぽん (@pota_pon) 2016年12月9日
針、取らなくてもよかったんか…(´・ω・`)虚しさダイナマイツ
— 坂之下哲 (@desertsowl) December 9, 2016
まさか、針のパッケージの裏にこんなに重要なメッセージが隠されていたなんて…。それにしても紙についたホッチキスの針を取り除く技術まで確立されているとは、世界に冠たる技術大国・日本の力を侮っていました。
プレビュー画像:©︎Twitter/kimimachi1977