DIY
ハサミでストローに切り込みを入れていく。ストローを裏返した瞬間、なんとも言えないマジックが起こった。
色とりどりの植物、虫や鳥の声、 生きとし生けるものの息吹を感じることができる春の季節。小さな虫がモゾモゾ出てくるのもそろそろでしょうか。ところで、ストローの包装紙を縮めて水滴を垂らし、元の形に戻ろうとする奇妙な動きを眺めて楽しむ「けむし〜」「いもむし〜」の遊びはご存知でしょうか。子供のころによくやっていたという方も多いでしょう。
今回は同じストローを使って、少し進化した「芋虫」の作り方をご紹介します。使うのは袋ではなく、ストローそのものです。リアルな動きにご注目ください。
使うもの:
- ジャバラ付きストロー
- はさみ(爪切りばさみがオススメ)
- 緑色の画用紙
- 接着剤(ホットグルーなど)
- 油性ペン
作り方:
ストローの下部分(ジャバラ部から遠い方)、先端から少し上の箇所からジャバラに向かって切り込みます。
ジャバラの下まで来たら切り落とします。ストローの側面に長い穴が開いた状態になるはずです。
切り取った部分の反対側に、斜めの切り込みを入れます。ストローが分離しないよう、切りすぎないように注意してください。
続いて、ジャバラ部分を延ばして広げ、ジャバラの筋に沿って切り込みを入れていきます。注意しながら、ストローの中心あたりまで切り込みます。このジャバラ部が後に、芋虫の胴体部分になります。
今度は、切り込みを入れた部分を上にし、ジャバラ部にできた「半円の輪」を一つおき切り離していきます。
この切り離した部分が芋虫の「足」になります。切り離した足を、外側に向かって広げます。
次に、ストローの長い穴がある方を折り曲げ、反対側から先が出るまで胴体部に通します。
通しきったときにできる折り目部分が、芋虫の「頭」です。油性ペンで虫の足に色をつけ、顔を描いておきます。
緑色の画用紙から葉っぱの形を切り出し、接着剤で芋虫を葉っぱに固定します。このときストローの内側を通した細い部分を接着しないように注意してください。
糊が完全に乾いたら、ストローの内側を通した細い部分を前後に動かしてみましょう。芋虫がくねくねと動くはずです!
ストロー芋虫の出来上り!奇妙な動き方がなんとも言えない、子供たちにもうけること間違いなしの工作アイディアです。ぜひお試しください!
