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スイカの皮はもう捨てられない！実はスーパーフードなスイカの皮をおいしく頂くレシピ5選
さわやかでジューシーで甘〜いスイカ。夏を代表する果物ですね。
多くの人は赤い果肉だけを食べ、皮は捨ててしまいます。でも、スイカの実はまるごと食べられるのです。しかも、スイカの皮には「シトルリン」というアミノ酸が豊富に含まれています。シトルリンは抗酸化作用や血液を若返らせる効果、美肌効果もあり、さらに男性機能回復にも有効。他にも食物繊維やミネラルやビタミンが豊富に含まれています。実はスーパーフードだったスイカの皮、捨ててしまうのはもったいないですね。
この記事では甘い果肉を食べた後、残ったスイカの皮を上手に使う方法をご紹介します。
1. サラダ
皮の緑の部分を薄く削ぎ落とすか、ピーラーでむいた白い部分を薄く短冊切りか千切りにします。（緑の部分は少し苦味がありますが、千切りにして、塩を振って一晩おけば、美味しく食べられます）
あとは、お好みのサラダに混ぜて、ドレッシングをかけるだけ。シャキシャキ食感が楽しめますよ。また、ローストしたスイカの種をトッピングに使うこともできます。
2. スムージー
スイカの皮を手軽に摂りたいなら、スムージーがおすすめです。フルーツや野菜と一緒にスイカの皮をミキサーにかけるだけ。食物繊維や栄養素をあますところなく摂取でき、ゴミも減らせます。
3. ピクルスと砂糖漬け
アメリカでは、スイカの皮の消費方法としてピクルスや砂糖漬けにするのが一般的。作り方をご紹介しましょう。
ピクルス
スイカの皮の緑色の部分をピーラーでむいてから、3センチ角に切ります。赤い果肉の部分もついていて構いません。ボウルなどに入れ、塩大さじ3とレモン汁少々を入れて冷蔵庫で一晩休ませます。
翌日、スイカの皮をさっと洗い流し、ひたひたの水と一緒に火にかけ、絶えずかきまぜながら、沸騰させ、弱火にして15分ほど煮込みます。
別の鍋にマイルドな白ワインまたは白ワインビネガー2カップ、砂糖1kgと水1カップ、生姜のスライス数枚、スパイス（レモンピール、シナモン、オールスパイス、砕いたクローブなど）を加え、5分ほど煮立たせます。
茹でたスイカの皮の水を切り、ピクルス液の鍋に加えて45～60分、半透明になるまで弱火で煮ます。その後、ピクルス液ごと消毒した瓶に詰めて、すぐに密封します。
スイカの皮のピクルスは鶏肉やマイルドなハムに特によく合います。ワインのお供にも最適！半透明の色合いも素敵ですね。
スイカの皮ピール
材料は200ｇのスイカの皮と砂糖180g。まず、緑色の皮をピーラーで剥き、薄く短冊切りにします。
スイカの皮と砂糖を鍋に入れて、水分が出てくるまで置いておきます。水分が出たら火にかけ、かき混ぜながら砂糖のシロップが完全になくなるまで煮つめます。
その後、鍋を火から下ろし、皮が完全に乾くまでかき混ぜ続けます。冷ました後、密閉容器に入れて保存します。
4. ジャム
やはり手作りのジャムが一番おいしいですね。スイカの皮500gに対して、レモン半個分の果汁と250gの砂糖でおいしいジャムが作れます。
作り方：
緑色の皮を剥き、残った赤い果肉と白い皮を小さな角切りにします。角切りにした果実と砂糖を混ぜ、数時間おくと水分がでます。水分が出たら火にかけて、かき混ぜながら5分以上煮詰めます。レモン果汁を加え、消毒したガラス瓶に詰めます。
5. スイカの皮のグリル
最後にボリュームたっぷりのおやつをご紹介しましょう。
緑色の皮をつけたままスイカの皮を短冊切りにして、電子レンジで2分加熱します。オリーブオイルと塩、ターメリックやチリパウダーなどのお好みのスパイスを加え、ボウルに入れ、蓋をして冷蔵庫で1～2日漬け込みます。
クッキングシートを敷いた天板に味付けしたスイカの皮を広げ、約200℃のオーブンで15分ほど焼きます。その後、裏返して再びオーブンで8分ほど焼けば完成です。
焼きあがったスイカの皮は、シャキシャキとした食感。そのままおやつにしたり、サラダのトッピングとして使うことができます。
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古くは漢方薬として使われていたスイカの皮は栄養たっぷり。丸ごと使うことで、ゴミを減らすことにもつながります。今年の夏はぜひスイカを皮までお楽しみください！
プレビュー画像： ©Pinterest/instructables.com ©Instagram/beenasarwar
