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Lifehacks

雪かきスコップに雪がくっつかなくなる裏ワザ

本格的な寒さがやってくる12月は、普段あまり雪が降らない地域でも初雪の予報が出る季節。すでに雪への備えをした、という方も多いのではないでしょうか。

大雪となった時、ライフラインを保つために大切なのが除雪作業です。大きな道は除雪車などが発動しますが、家の周りや歩道などは手作業での除雪が必要となります。

しかし雪かきは大変な重労働。そこで今回は、雪国ではもはや常識とさえ言われている「雪かきの裏ワザ」をご紹介します。

雪かきをいざしてみた時に、雪がだんだんとスコップにくっついてしまったということありませんか?

雪の質にもよりますが、特に湿り気のある雪の場合はスコップの表面に雪がくっつき作業が思うように進まなくなってしまいます。雪を運ぶたびにくっついた雪をこすり落としていては、作業効率はガタ落ち、またストレスにもなりますよね。

そんな時に、おすすめなのが防水スプレーです。雪かきをする前の乾いた状態のスコップにスプレーしておくだけで、雪がくっつかずスルッと落ちてくれます。

衣類や靴が雨天時に濡れないよう、水を弾いて生地など中へ染み出さないようにするため防水スプレー。

防水スプレーはシリコン剤が使用されたものが多く、吹きかけた物の表面にシリコン素材の被膜が形成され、表面の滑りがよくなります。そのため、防水スプレーを雪かきスコップに利用することで、スコップの表面がコーティングされ雪がくっつかなくなるのです。

防水スプレーの他に、シリコンスプレーでも同じ効果を得ることができます。

ホームセンターでは、雪がくっつかないようにする専用のスプレーも購入することができますが、こちらもシリコン剤が使用されているので、防水スプレーやシリコンスプレーでも代用ができるというわけです。

シリコン剤が使用されたスプレーを使う場合は、無溶剤タイプのものを選ぶようにしてください。プラスチックタイプの雪かきスコップの場合、溶剤が入ったシリコンスプレーだと劣化してしまう可能性があります。また、これらのスプレーは鉄製のスコップの場合は防錆効果も期待することができるそうです。

雪国の方々が実際に利用している雪かきの裏ワザ。雪かきスコップを購入するときは、防水スプレーの準備も併せてするようにしたいですね。

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Source: Narupoddo , to know decoction