その他の豆知識
【スマホから出火?!】電子機器の事故を引き起こす13のNG行動
2018年、中国で高速道路を走っていた女性のスマートフォンが突然爆発するという事件がありました。幸い、女性に怪我はありませんでしたが、一つ間違えば大事故になりかねない状況です。
日本では大きな事故として報道されていませんが、スマホなどの電子機器の事故は誰にでも起こりうることです。身近な電子機器の事故を避けるためにも、しっかり原因を知り、対策することが大切です。特に重要なのは「適切に充電する」こと。ここでは、事故を招いてしまう13のNG行動をご紹介します。
1. 充電しながら電話
充電中に電話を使用することはお勧めしません。インドでは、電話中に携帯電話を充電ケーブルに接続した18歳の少女が命を落とすといういたましい事故が起きています。携帯電話が手の中で爆発したのです。充電中にどうしても通話する必要があるなら、スピーカーまたはヘッドフォンを使用しましょう。
2. 安価なケーブルや充電器の使用
純正品ではないケーブルや充電器は多数売られていますが、あまりにも安価なものは要注意です。過負荷に対する保護ロックがないことが多く、過熱による出火の原因となります。
また、急速充電ができる充電器も注意が必要です。急速充電は早くて便利ですが、本体やケーブルが劣化していると過負荷で発火する恐れがあります。充電ケーブルは雑に扱わず、ねじれないようにしてください。
How the person next to me is charging their phone.
3. 非正規の店舗でバッテリーを修理、交換
スマートフォンやタブレットの修理代理店にも注意が必要です。中国では、無許可の店で電池を交換した後、携帯電話が爆発するという事件が起きました。
4. 直射日光
携帯電話を直射日光に当てないでください。車のダッシュボードやビーチ、窓際に置きっぱなしはNGです。特に、直射日光があたるなかで充電してはいけません。オーバーヒートしてとても危険です。
#Nokia5233 ระเบิดคร่าชีวิตหญิงอินเดียวัย 18 ปีขณะโทรคุยและชาร์จแบตไปพร้อมกัน https://t.co/rFF3qrw8Zs ข้อมูลจาก @siamphonedotcom pic.twitter.com/5BqY9OIcBR
— Siamphone (@siamphonedotcom) March 21, 2018
5. デバイスを落とす
これは携帯電話やタブレットだけでなく、充電器などにも当てはまります。イスタンブールの空港では、男性がセキュリティチェックでパワーバンク(大容量バッテリー)を落とし、爆発して煙がでました。幸い怪我人は出ませんでしたが、スマホやタブレット以外の電子機器も取り扱いに注意が必要です。
İstanbul Atatürk Havalimanı’nda güvenlikle tartışan bir yolcunun yere fırlattığı powerbank patladı. Olay sonrası kısa süreli panik oluştu. pic.twitter.com/020qkMCVn0
— dokuz8haber (@dokuz8haber) July 6, 2017
6. バッテリーをかむ
2018年初め、中国の電器屋でiPhoneを購入した男性が、本物かどうか確かめようとバッテリーをかじったところ、端末が爆発するという事件が起きました。幸い、怪我はなかったものの、爆発はかなり大きかったそうです。電子機器を噛む人はそういないとは思いますが、危険だということは覚えておいてください。
7. 携帯電話の温度
携帯電話やその他の電子機器を充電するときは、温度に注意しましょう。温度は低すぎても、高すぎてもよくありません。連続使用で熱くなっていたら、まずデバイスを冷却してから充電してください。また、冬の寒い時期に外出して、電話が冷えきっていたら、充電器とつなぐ前に常温に温めておくといいでしょう。
8. 充電中のオーバーヒート
充電中に携帯電話が非常に熱くなっていたら、充電を中断したほうがいいでしょう。携帯電話の劣化や故障の原因になるだけでなく、出火や爆発などの大事故につながる恐れもあります。頻繁にオーバーヒートする場合は、バッテリーに問題がないかどうか専門家に点検してもらうのが一番です。
9. 携帯電話を尻ポケットに入れる
携帯電話を尻ポケットに入れていると、座ったときに曲がったり、ぶつかって衝撃が加わることがあります。バッテリーが変形すると充電時だけでなく大きなリスクになります。実際、後ろポケットにスマホを入れていた学生の携帯電話が発火したケースがあります。

10. お風呂で携帯電話を使う
充電ケーブルを差し込んだ状態の電子機器を浴室内で使用するのは非常に危険です。携帯電話が浴槽に落ちると感電の原因になるのです。オーストリアでは、入浴中に充電しながら携帯電話を使用していた若い女性が感電死する事件が起きています。お風呂に入っているときは電子機器は触らないことをオススメします。
11. 携帯電話を一晩中充電
安価で質の悪い充電器を使っている場合は、就寝中に充電したままにしないようにしましょう。充電が完了しても、充電ケーブルに接続されたままにしていると、バッテリが過熱して破損し、危険な状態になることがあります。
12. 枕元で携帯電話を充電
携帯電話を就寝中に充電する必要がある場合は、絶対に枕の下に挟んでおかないように。充電ケーブルや充電器が破損していたり、品質が悪い場合は、発火し、火災の原因となります。
Where do you and your kids charge your phones or tablets? Under the pillow can damage the cord and cause a #fire #tucson stay safe pic.twitter.com/hUliabSaag
— Tucson Fire Department (@TucsonFireDept) July 13, 2017
13. バッテリの寿命
スマホに使われているリチウム電池の寿命は2〜3年と言われています。充電の減りが早くなってきたと感じるなら、バッテリーの寿命かもしれません。バッテリーは交換できるので、正規店舗に相談してみましょう。
今や、私たちの生活になくてはならない携帯電話などの電子機器。日頃から取り扱いに注意していれば特に大きな危険はありません。NG行動を避け、事故を未然に防ぎましょう。
プレビュー画像: © Pinterest/gizmodo © Twitter/Siamphone

