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連日出場が続く救急隊の実情|消防局からのあるお願いとは

連日続く猛暑により、熱中症で救急搬送される人が後を絶たない中、コロナウイルスの第7波とも言われる感染拡大が続き、救急隊の出場回数が大幅に増えていると言われています。また、緊急患者を受け入れる救急医療体制が危機的な状況になる可能性も危惧されています。

そんな医療体制がひっ迫している中、さいたま市消防局はTwitterの公式アカウントであるお願いを発信しました。

“【救急隊に食事の時間を!】
救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。そんな時は、出場できる体制を取りつつ、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をする事がありますので、ご理解をお願い致します。

熱中症にコロナ患者の搬送が加わり、緊急出場が続いている救急隊。出場後、消防署に戻れず、さらなる現場へ向かうということもあるそうです。

さらには、出場回数増だけでなく、救急患者の搬送先がすぐに決まらないという事態も増えています。そのため、医療機関に患者受け入れを3回以上断られ、さらに救急車が現場に30分以上止まる「搬送困難事案」と呼ばれる事態が全国で増えているそうです。

救急の連続出場が続くと、救急隊は休憩や食事を摂る時間もなくなってしまいます。さいたま市消防局のツイートは、そんな状況を踏まえて、万が一救急隊がコンビニなどで食料を購入している際は、出場の合間を縫って食事を取っていることを理解してほしい…というお願いだったのです。

この「お願い」には多くのユーザーから、「こんなツイートしなくてはならないなんて」「お疲れさまです」「いつもありがとうございます」など、大きな反響を呼び、これまでに17万以上のいいね!が集まっています。

人々の命を救うため、日々すぐさま現場に駆けつけてくれる救急隊。熱中症にコロナ感染拡大と大変な最中、食事や休憩の時間もまともに取れない状態だと思うと、心が痛むと同時に感謝の気持ちでいっぱいになります。このさいたま市消防局のツイートをきっかけに、全国でたくさんの人々にこういった救急隊の現状を理解してもらえるようになる事を願います。

また、今後さまざまな状況で救急車を呼ぶべきか、迷うことがあると思います。そんな時におすすめなのが、消防庁が配信している全国版救急受診アプリ「Q助」です。アプリやWeb版があり、どんな症状があるのかなどの質問に答えるだけで、緊急度や受診の必要性などを確認する事ができます。さらに、子供が夜間に具合が悪くなった時などは、「#8000」に電話をすると、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科の先生や看護師から適切なアドバイスを受けることができます。こういった相談先があることを知っておくとよさそうです。

プレビュー画像:©︎Pinterest/JACKY CHEW
出典:©︎[email protected]_Shobo