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エコフレンドリー

【思わず二度見】世界と違う方向に向かったタイ人のエコバッグアイデア 

年間約450億枚のプラスチック製の使い捨てレジ袋が利用され、廃棄物を海に放棄する国としてはワースト6にランクインしていたタイ。2020年1月1日より大手スーパーやデパートで、プラスチック製のレジ袋提供が完全に中止されました。

2019年夏、まだ若いジュゴンが海で死んでいるのが発見され、その原因が腸内のプラスチックだったというニュースに心を痛めたタイの人々は、これ以降環境問題にとても積極的になったと言われています。

もちろんレジ袋の廃止へもとても協力的です。しかし、タイの人たちのエコバッグ意識は世界とはちょっと変わった方向に向かった様子。なんともユニークでシュールな光景がスーパーで数多く目撃されることになったのです。

エコバッグが必要だから新しく購入するなんてエコじゃない、ごもっともな意見でもって個性派揃い、今回はそんなタイのエコバッグ事情をご紹介します。

発想の転換といえばその通り、斜め上を行くタイのエコバッグコレクション、どうぞご覧あれ!

1. この3層の網カゴなら、食料品の仕分けもできて便利です

2. 祖父のツールを拝借

3. まるで銭湯に行くかのように桶を持って買い物に

4. 大きくて頑丈なので何度も使えます

5. 超巨大カゴバッグ、どれだけ買うつもりなのか…

6. ちょっとした買い物なら鍋もあり

7. バケツは人気のエコバッグ

8. 容量に満足かは謎、な壺

9. こちらはタモ

10.  釣り用アイテムが人気の様子

11. リヤカー乗り入れ可のスーパーてすごいですね

12. 洗濯カゴも立派なマイカゴとして機能します

13. カゴに紐をつけてお手製カゴリュックの出来上がり

手元にあるものでエコバッグ代わりにしてしまうユニークなタイの人々。エコバッグと聞くと、つい折り畳める布製のバッグを想像しがちですが、考え方次第で色々と代用ができそうです。

またタイの人々がカゴを使うように、日本でも昭和を連想するレトロなカゴバッグや風呂敷がじわじわと人気を集めています。

賛否両論が多いレジ袋有料化ですが、このことをきっかけにプラスチックゴミ問題や環境問題を知ろうとする人が増えたのは確かではないでしょうか。

プレビュー画像:©︎Facebook/泰國清邁象