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Lifehacks

【自分の匂い気になりませんか?】体臭がきつくなる食べ物10選

体臭や口臭は自分では気づきにくいもの。でも、知らず知らずに周囲の人を不快にしているのでは?と気になりますよね。

体臭といえば、ワキガや加齢臭、そして糖尿病や腎機能低下などの病気に伴う体臭もありますが、実は食べ物や食習慣が原因となることも多いのです。

Bangkok is smelly

ニンニクやタマネギを食べた後に口臭がきつくなるのは分かりやすいですが、食事は発汗量や腸内環境に影響が大きいため、あなたの体臭そのものを変えてしまいます。逆に言えば、食生活を変えることで体臭を抑えることも可能です。この記事では、体臭が気になる人が避けるべき10の食品をご紹介します。

1.  牛肉や豚肉など脂質の多い肉

牛肉や豚肉は消化するのに時間がかかるため、その間に腸内にアンモニアや細菌が多く発生し、腸内環境が悪化し、不快な体臭につながります。特に男性では、肉を食べることで体臭や口臭がきつくなりやすいことがわかっています。肉の中では鶏肉は影響が少ないため、体臭が気になるけれど肉がどうしても食べたい場合には代替品として使えます。

2. 唐辛子や香辛料の効いた辛い食べ物

唐辛子や香辛料の効いた食べ物を大量に摂取すると、血液の循環がよくなって、汗が大量に発生します。大量の汗をかくとどうしても不快なニオイが発生しやすくなります。

the yellow pepper!

3. ジャンクフードやコンビニ弁当

ジャンクフードやコンビニ弁当には、保存料、着色料、甘味料、香料などの食品添加物が多く含まれています。実は添加物も、体臭がきつくなる原因のひとつなんです。安全性を考慮されてはいても、やはり体にとっては有害。解毒しようとして活性酸素が発生して体臭につながるといわれています。

4. 魚

魚も食べすぎると体臭がきつくなることがあります。これは体のなかにトリメチルアミンが発生するため。トリメチルアミンは基本的に肝臓で分解されますが、肝機能の低下などで体内にたまると魚が腐ったような不快な体臭につながることがあります。

at the fish market

5. 乳製品

乳製品は摂取しすぎると乳糖の分解が追いつかず、体に蓄積されて、腸内環境が悪化します。特に牛乳でお腹を壊してしまう「乳糖不耐性」の人は少量でも消化不良を起こし、体臭がきつくなってしまうので注意が必要です。

6. 豆

豆には人がうまく消化できない栄養素が多く含まれているため、消化が難しく、腸でガスが発生します。ガスや臭いを避けるためには、豆を一晩水に浸しておくといいそうです。

frozen peas

7. トマト

英国の科学者チャールズ・スチュワート博士は、トマトが腋臭(わきが)の原因になるという研究結果を発表しました。自分の汗がトマトの種子の油と似た匂いがすることから、研究を始めたスチュワート博士。その結果、トマトに含まれるテルペン類やカロチノイド類から汗の臭いが発生していることを突き止めました。トマトを食べるとワキガがきつくなる、と感じる人は、トマトは控えたほうがいいかもしれません。

8. アブラナ科の野菜

野菜は一般的には体臭予防に効果がありますが、例外があります。ブロッコリーやキャベツ、カブ、大根などのアブラナ科の野菜は硫黄混合物を多く含み、たくさん食べると体臭がきつくなることがわかっています。アブラナ科の野菜には、口から出る臭いが何時間も持続するという特徴があります。火を通しておくと臭みが少なくなりますが、お出かけ前などには食べすぎないほうがいいでしょう。

radish

9. 紅茶とコーヒー

紅茶やコーヒーは新陳代謝を促し、汗をかく原因になります。またカフェインの酸化作用で、口が渇き、細菌の産生が増えるため、口臭の原因にもなります。嫌な臭いを避けたいなら、お茶の時間はハーブティーがおススメです。

10. クミン

カレーにはスパイスがたくさん入っています。特にクミンは毛穴を詰まらせ、食べた後何日も体内にとどまり、独特な匂いがなかなか消えません。

Paneer Butter Masala

体臭は、見た目よりも好感度を左右する要因とも言われます。体臭が気になっている人、消臭剤や制汗スプレーが手放せない人は、ぜひ食生活を変えてみてください。食べ物を変えるだけで不快な臭いを少し抑えることができるかもしれません。

プレビュー画像: © Flickr/camerabee © Flickr/Maxim B.