ややこしい思春期の子どもへの接し方

思春期に差し掛かった子供との暮らしは親にとっては試練です。つい最近まで一緒にディズニー映画を観て、お菓子を作ったり、ゲームしたりしていたのに…。 今では、朝ちゃんと起きてくれたらラッキー、「おはよう」だってボソボソ、聞こえません。身体もどんどん変わり、服の好みも変わります。誰だかわからないほどメイクしてみたり、夜遅くまで外出していたり。しかも親を掃除してくれる人か、お小遣いをくれる人としか見ていないようです。

こんな状況ではもちろん親子ゲンカは免れません。でも親がある程度ルールを押さえておけば、こじれずに済むようです。見てみましょう!

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1.  認めたくない事実かもしれませんが、身から出た錆と言うのは子育てにも当てはまります。思春期の子供との激しい対立は、これまでの育て方によるところが多々あります。子供が反抗的になって初めて物事のルールを子供に教えようとしてもそう簡単にはいきません。

2.  子育てはプロジェクトではありません。小さい頃から英才教育を受けてきた子供たちは思春期で多かれ少なかれ壁にぶつかります。挫折を経験することもあるかもしれません。ピアノが上手いから、スポーツができるから愛しているのではないということを幼い時から理解させましょう。子供たちはそれぞれの道を見つけるはずです。

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3. 思春期の子供たちには決まった額のお小遣いをあげます。日常生活を送るのに十分な額を与えてください。でもこれは、決まった額以外はあげないということも意味します。週末にデートに行く場合も自分でやりくりするよう伝えてください。

4.  ルールを3段階にレベル分けします。親も含めて全員がいつでも守らねばならないルール、状況によって議論するべきルール、子供たち自身で決めることのできるルールの3段階です。ルールに一貫性があれば、なんでも禁止にしなくても良いはずです。状況によるルールの議論にも積極的でいるようにしましょう。

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5.  子供たちが間違った選択をするのを妨げないでください。人間は失敗から最も多くのことを学ぶもの。思春期の子供たちの体、人間関係、世界観はこれまでと大きく変わっています。新しいものは自分で試してみるより他ないのです。子供たちが失敗して悲しむのを見ていられないと保護してばかりいると、子供たちはより一層不安と不満を抱えてしまいます。

6.  思春期の子供たちと過ごす時間を無理して増やす必要はありません。スポーツ観戦や映画に一緒に行くだけでいいのです。自然と子供たちの方から話しかけてきます。子供たちをほとんど家で見かけなくなっても、子供たちが親を必要としている時にいつでも連絡が取れるようにしておいてください。

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7.  夕飯ができたと何度も呼ばないでください。キッチンと子供部屋の大声でのやり取りはケンカの引き金になります。一手間ですが、部屋の扉をノックして知らせるようにしてください。

8. 子供達を家事から遠ざけず、子供達が全責任を負うタスクを設けてください。

9.  思春期の子供たちにとって、週末の昼食は朝食です。信じられないくらいよく眠る生き物です。大切な話し合いは午後に回しておきましょう。

10.  食事は一緒にとりましょう。一日一食でもいいので、できれば家族全員が揃って食べるようにします。食卓で、今日はこんなことがあったと話す習慣ができていれば、問題に直面した時も子供達はそれほど躊躇せず話すことができます。

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 11.  学校の成績は重要なことではありません。思春期の子供たちは、自分の言動が他人にどのような影響を与えるか、どこに帰属するのか、性への興味や恋愛への関心など、重要なのは、学校の成績だけではありません。社会に出ていく中で必要な多くのことを経験し、学んでいるのです。教育を受けることは大切だということを伝えながらも、勉強を強制するようなことはあってはなりません。

12.  子供達のプライバシーは尊重してください。部屋は子供達の領域です。子供達が許可した時だけ入室します。つまり、部屋が汚くてもそれは子供達が自分で管理するべきことなのです。ボーイフレンドやガールフレンドが部屋に来るようになれば、部屋は確実にきれいになるはずです。

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13.  インターネットにフィルターをインストールしないでください。ポルノサイトや暴力的でグロテスクなイメージから子供達を守ろうとどんなフィルターを導入しても無駄です。大切なことは、こうしたサイトやイメージはどうして見るべきではないのか、どうして見て欲しくないのか、説明し理解してもらうことです。

14.  子供達が一人きりになる時間を尊重してください。帰宅した子供達は、学校という自由のきかない場所で抱えたストレスを解消し、バランスを取ろうとしているのです。

15.  兄弟間で比べるのはやめましょう。子供達は一人ひとり違います。まして思春期は兄弟といえども発達速度は大きく異なります。性格も好みも大きく変わります。そして問題のある子ばかりに注目するのはやめましょう。兄に比べて問題を抱えていなそうな妹でも、特別な人生を歩んでいるという認識を持っています。

16.  子供の周囲を嗅ぎまわるのはやめましょう。子供の部屋を捜索したり、日記や携帯を盗み見するのは言語道断。子供は親への信頼を完全に失い、反抗します。お酒を飲んでいるかも、もしかしたらタバコを吸っているかもしれないと思ったら、冷静に話し合いましょう。

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17.  子供達は友人間の同調圧力に晒されていることを理解しましょう。友人の誘いや頼み事の前には、親との約束などあってなきようなものです。友人のグループに属することがどれほど重要なことなのか理解しているということ、でももっと大切なこともあるということも忘れずに伝えてください。どんな友人と一緒にいるのか知りたければ、子供が友人を連れて来ることにもっと好意的になれば良いのです。

18.  子供たちのお手本になってください。と言っても聖人君子になれと言っているのではなく、その逆です。研究によれば、失敗を乗り越えた経験のある子供ほど大志を抱き、責任感を持つようになるそうです。つまり子供が失敗を恐れないよう、親自身がいつもなんでもソツなくこなす成功者という仮面を取り去り、何かにチャレンジし、失敗する姿や、失敗を乗り越えていく過程を恐れることなく子供たちに見せるべきなのです。

19.  思春期に入った子供たちのことが心配でたまらないのはわかりますが、自分たちのこともおろそかにしてはいけません。思春期の子供を持つ親は、ベビーシッターを頼まなくても外出できると思って再びデートを楽しむのもいいでしょう。親自身のプライベートライフを充実させ、子供たちの巣立ちに備えましょう。

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20.  子供にとって親との口論は、自分の意見を構築し、妥協するトレーニングです。 子供たちが反発してぶつかってくるのは、この人は逃げたりしないと信用している証拠。言い争いがヒートアップしすぎたら、休憩を挟みましょう。冷静に議論を反芻することで、意見が変わることもあります。親が感情的になることもありますが、「出ていけ!」と怒鳴るよりも、一歩下がって議論を引くという技を身につけましょう。怒鳴られた子供は親から拒否されたと感じてしまいます。

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21.  思春期の子供は特に褒めて伸ばしてください。思春期の子供たちは常に自分の能力、外見、性格に疑問を抱いています。自信がなく、自分の弱点ばかりが目に付くのです。成績が悪くても、学校で勉強することがいかに大変かを十分に伝えて、支えてあげてください。勉強以外で子供たちが得意とすることがあればなんでも褒めてやらせてください。

22.  あんなにかわいかった子供がこんなになって、と悲しむのではなく、一人の人間として成長していく過程なのだということを喜んでください。 

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この時期の子供たちと一緒に暮らすのは正直相当な精神修養になります。でもほんの数年のこの時期が過ぎてしまえば、もう一人の青年になっているのです。一番大切なことは、自分がいつも子供のそばにいるということを子供に理解させること。自信を持って接してください!

出典

viralnova

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