キッチン
故障や雑菌の繁殖を防ぐ|炭酸水メーカーのお手入れ方法
飲みた時にいつでも炭酸水を作ることができる炭酸水メーカー。炭酸水をわざわざ買わなくてもいいので、買いに行く手間も省け、またお金も節約になります。
そんな便利な炭酸水メーカーですが、お手入れや掃除をついサボってしまがちになることも。目立った汚れがつくわけではありませんが、お手入れをしておかないと、カビや機械の故障の原因となってしまいます。
こういった事態を防ぐには、付属のボトルや炭酸水メーカー本体の定期的なお手入れや掃除が必要です。この記事では、炭酸水メーカーのお手入れ・掃除法についてご紹介します。
なぜ、掃除が必要?
炭酸水メーカーでは水しか使いませんが、時間とともに水に含まれるカルキや雑菌などが本体やボトルについてしまいます。特に、炭酸を注入する部分は濡れてることが多く、湿気は雑菌やカビにとって絶好の環境となってしまいます。目に見えない雑菌やカビ、知らず知らずのうちにたまったカルキにより健康被害が出ないためにも、ノズルやボトルとの接続部分は定期的な掃除が必要です。
どれくらいの頻度で掃除をすべき?
炭酸水メーカーの掃除頻度については、使用頻度や使用する水道水に含まれるカルキの量によって違ってきますが、2週間に1度が目安と言われています。炭酸水メーカーの掃除の際、特に清潔にしておきたいのがノズルの部分です。また、炭酸水を作るための専用ボトルは週に1度はしっかりと洗浄をするようにしましょう。ただ、専用ボトルからそのまま飲む場合は、毎日使った後に水で綺麗に洗い流します。シロップを入れて味をつけた場合は、シロップがボトルの底に残ってしまうのを防ぐために、洗剤を使ってしっかりと洗ってください。
専用ボトルの掃除方法
炭酸水メーカーの専用ボトルには、大きく分けて3つの種類があります。
ガラス製ボトル
ガラス製のボトルの場合は、手入れが比較的楽で、食洗機にも入れることができます。
ペットボトル製
ペットボトル製の場合は、食洗機に対応していないため、手洗いをします。その場合はお湯の温度が50度を超えないよう気をつけてください。ただ、多くの専用ボトルで蓋部分は高温に耐えられる素材で作られているので、蓋部分はカビや雑菌対策にも高温で綺麗に洗うようにします。
食洗機対応ボトル
最近では、ガラスボトル以外にペットボトルのような見た目と素材のボトルで、食洗機対応するボトルが販売されています。
手洗いをする場合
- ぬるま湯をボトルの3分の2程度入れ、食器用洗剤を入れます。
- ボトル用のブラシを使い、中を綺麗に洗います。
- 最後に水を注いで洗剤や汚れを洗い流し、ボトルを逆さにして乾かします。
ノズルの掃除方法
カルキなどでノズルが詰まってしまったりしないよう、定期的に掃除をします。カルキ汚れには、クエン酸か酢を使います。
- 専用ボトルに水をいっぱいに入れ、そこにクエン酸または酢を大さじ2杯入れます。
- 炭酸水を作るようにボトルを本体にセットし、1プッシュします。
- そのまま15分置きます。
- ボトルを本体から外し、ノズルを綺麗に洗います。
- クエン酸や酢を入れたボトルを洗い流し、水を入れ再び本体にセットし、再び1プッシュします。
- ボトルを外し、ノズルから水分を拭き取り、ボトルも水で綺麗に洗い流します。
(入れ歯用洗浄剤、重曹なども掃除に利用できます。)
本体の掃除方法
炭酸水メーカー本体は柔らかい布と食器用洗剤を使い綺麗にします。また、ボトルホルダーは取り外し、クエン酸や酢で洗います。
使っているうちに、なんとなく水の味が違う、または炭酸を入れても入れてもなかなか強くならない、という時は一度しっかりと掃除をしてみるといいかもしれません。夏時期は高温多湿な環境のため、特にこまめなお手入れをするように心がけたいですね。