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Lifehacks

タオルに柔軟剤を使うと吸水力が弱くなる…そんな時はこれを使えば吸水力そのままでふわふわのタオルになって、匂い対策にも効果がある

毎日の暮らしの中で、顔を洗った時やお風呂上がりに使うタオルがふわふわだと、ちょっとした事ですがその瞬間とても気分が良くなります。

日々の暮らしはこんな瞬間が多ければ多いほど豊かに感じるもの。タオルは肌に直接触れるものだから、扱いにはこだわりがあるという人も多いのではないでしょうか。

その中でも気をつけたいのが「柔軟剤」と言われています。ふわふわ感を出したいなら、柔軟剤をたくさん使うといいと思いがちですが、必要以上に使うとタオルのパイルが抜けやすくなります。また柔軟剤は衣類に油性のコーティングをする働きがあるため、吸水性が落ちてしまう事も。

このような理由から、タオルへの柔軟剤使用をお勧めしていないメーカーもあります。でも、そうは言っても使い続けると柔軟剤なしではゴワゴワ感が目立ってくるタオル。

そんな時は簡単に自作できる手作り柔軟剤がお勧め。この柔軟剤を使えば、タオルをふんわり仕上げるだけでなく、気になる臭い対策もできると言われています。作り方は以下の通り。

<柔軟剤の作り方>

用意するもの:

– ホワイトビネガー 500ml
– ミネラルウォーター 1ℓ
– 重曹 大さじ2(18 g)

作り方:

1. ホワイトビネガーとミネラルウォーターを混ぜます。
2. 重曹を少しずつ加えます。泡ができますのでなくなるまで待ちます。
3. 3つの材料がしっかりと混ざったら出来上がりです。

使い方:

手作り柔軟剤を通常の柔軟剤のように使用します。コーヒー、ワイン、汗などのシミがついた衣類は、洗う前にこの液体の中に10分ほどつけておくと汚れが落ちやすくなります。また、ホワイトビネガーを使う事でタオルの色褪せも防いでくれます。

洗濯

ホワイトビネガーは、とうもろこしや穀物を主原料にして作られたアルコールからできた醸造酢。無色透明、また匂いも一般的な酢より穏やかなため、洗濯時に使用してもツンとした独特の匂いが残りません。

このホワイトビネガーを使い、お酢が持つ酸性成分でゴワゴワの原因となる洗濯洗剤に含まれるアルカリ性の成分を中和し、洗濯物を柔らかくする事ができると言われています。

そこに洗浄力・消臭力・漂白力を持つ重曹を合わせる事で、タオルに残った汚れを落とし気になる臭い対策にもつなげる事ができるそう。

香りがいい事で使用している人が多い柔軟剤。しかし、一方で近年ではその強い香りから健康被害が多く報告されるようになりました。

柔軟剤に使用される人工香料は、呼吸によって体内に入るだけでなく、衣類についた香料が皮脂で溶け、皮膚から体内に吸収されるといいます。そして体の中で分解されにくく、体内に蓄積される危険性が危惧され、子供の喘息、アトピー、アレルギーに関与しているのではないかと、海外では使用規制が始まっている所もあるそうです。

今回紹介した柔軟剤は、天然成分でできているものを使用しているため、私たちの健康、そして地球環境にも優しいもの。
なのでタオルの質感を維持するためだけでなく、柔軟剤の香りが苦手で困っていたという方におすすめです。