キッチン
なかなか落ちなかったタッパーの色移りや油汚れを一瞬で落とす方法
タッパーにカレーやミートソースを入れて保存したことがある人なら誰でも知っている問題。そう、なかなか落ちない色移り、そしてギトギトの油汚れ。
色移りは特に厄介。容器をいくら洗っても、オレンジ色や赤っぽい色が残ってしまいます。
ここでは、タッパーの変色や油汚れを簡単なコツでピカピカにする方法をご紹介します。
その前に、プラスチック製品への色移りがどのように起きるのかをご説明しましょう。
タッパーに使われているプラスチックは水を弾き、油分と馴染みやすい親油性。そのため、油汚れがなかなか落ちにくいのです。
色移りの原因は野菜や果物に含まれる色素成分。特定の色素を含む野菜で作ったソースを容器に入れると、色素を含んだ油分の膜が張り、色移りが起き、なかなか落ちないのです。
色写りしやすい食品の例
- トマト
- パプリカ
- ビーツ
- サクランボ
- ストロベリー
- ラズベリー
- ブルーベリー
- プラム
タッパーの色移りと油汚れを一瞬で落とす方法
この方法はタッパーの色移りを落とすだけでなく、油汚れをすっきり一瞬で落とす裏技でもあります。用意するのはキッチンペーパーと食器用洗剤だけ。簡単なので是非お試しください。
- タッパーにぬるま湯を注ぎます
- 次に食器用洗剤を入れます（1と2の順番は逆でもOK）
- キッチンペーパーを小さくちぎって入れます
- 蓋をしっかりと閉め、1分ほど激しく振ります
- 最後に、キッチンペーパーを取り除き、水ですすぐとキュッキュとした洗い上がりに！
以下のビデオで、上記のタッパーの色移りをきれいに落とす方法をご紹介しています。
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プラスチック製品の汚れや色移りを落とすその他の方法
プラスチックの色移りや油汚れを落とす方法は、もちろんこの1つだけではありません。上記の方法は手間がかからず、一瞬できれいになるという大きな利点があります。ただし、蓋のついた容器にしか使えないので、蓋のない容器や幼児用食器などのプラスチック製品には以下のような方法もお試しください。
1. 日光浴
プラスチックの変色は、太陽の力を借りて取ることができます。太陽は色移りの色素となるベータカロチンを分解するのです。やり方はシンプル。お日様の下に置いておくだけ。唯一の欠点は、天気の良い日を待つ必要があり、最低でも1日はかかることです。
2. 重曹
重曹を使った方法にも、ちょっと忍耐が必要ですが、効果は抜群です。まず、ぬるま湯を大きめの容器に入れて、大さじ2～3杯の重曹を入れ、変色したプラスチック製品を浸して、一晩放置します。重曹は容器についた臭いを落とす効果もあります。
3. 砂糖、氷、ミネラルウォーター
この方法では材料が色々と必要ですが、時間はそれほどかかりません。
- タッパーの底に砂糖を敷き詰める。
- 食器用洗剤を入れる。
- 氷を入れる。
- その上にミネラルウォーターを注ぎます。
- 1時間後、水ですすぐ
これまで苦労していたタッパーやお弁当箱のぬるぬるやギトギト、色移りが一瞬で落とせるのは嬉しい限り。シャカシャカ振るときに液が飛び散らないように、しっかり蓋を閉めてくださいね！
出典： tasteofhome, emsa, utopia
プレビュー画像： © Pinterest/12tomatoes
