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クイックレシピ

驚くほど簡単で美味しい!生クリームからバターを作る方法

数年前にバターが品薄になったのを覚えていますか?実はバターは日本では供給不足になりやすいアイテム。またいつスーパーの棚から消えたり、値段が高騰するかは分かりません。

そんな事態に備えて、この記事では、自分で簡単においしいバターを作ることができる5つのステップを紹介します。DIYでバターを作るのは実は手順も少なく、やってみると意外に簡単。しかも、作りたての新鮮なバターはとても美味しいんです!

©Flickr/anjuli_ayer

自分でバターを作るのに、それほど多くのものは必要ありません。材料は脂肪分が30%以上の生クリームだけ。あとはガラス瓶やタッパー、ペットボトルなど密閉できる蓋つきの容器があればOKです。はじめてみましょう!

手作りバターの作り方

ステップ1

清潔な密閉容器に生クリームを入れます。上端から2~3cmのスペースを空けておきましょう。蓋をしっかり閉めないと、次のステップで大変なことになりますよ!

ステップ2

密閉したら、振って、振って、振りまくります。少し(かなり?)根気が必要です。10分ほどしたら、脂肪がクリームの中の水分と分離しているのが分かるでしょう。固形のバターと水分の多いバターミルクにしっかり分離したらできあがります。

ヒント: 瓶を振るのが大変なら、ハンドミキサーを使うこともできます。分離するまで最高レベルでかき混ぜ続けてください。

butter makin

ステップ3

今度は、ふるいか濾し布でガラスの中の2つの成分を分離します。注意:バターミルクは捨てないで!

注:バターはこの状態でもおいしく食べることができますが、この状態だと水分が多く、日持ちは2日ほどです。

ステップ4

残ったバターミルクを取り除くため、バターの塊を流水で洗いながらよく揉みます。この作業は、目の細かい濾し布を使うとさらに簡単です。水が透明になって小さな塊が手に取れたら、よく揉んでさらに水分を絞り出し、完成です

Homemade Butter

ステップ5

清潔な容器にバターを入れ、冷蔵庫で保存します。保存期間は数週間ほど。できるだけ早めに新鮮な美味しさをお楽しみください!長期保存したい場合は冷凍保存しましょう。

アレンジ:作ったバターに塩とハーブを加えれば、自家製ハーブバターが出来上がります。

バターミルクの使い方:

バターを作るときにできたバターミルクは、そのまま飲んでも美味しいのですが、他にもいろいろな用途があります。

お菓子作りに:バターミルクはパンケーキやお菓子作りに使えます。記事にバターミルクを加えると、しっとりふわふわになります。

Buttermilk Biscuits

サラダのドレッシングにも:バターミルクをボウルに入れ、レモン汁、パルメザンチーズ、塩、コショウを混ぜ合わせます。風味豊かなドレッシングで、どんなサラダにも合います。

フェイスパックとして:バターミルクはただおいしいだけではありません。海外ではバターミルクのお肌にいい成分が注目されています。バターミルクにレモンを加え、ブラシで顔全体に薄く伸ばします。10分ほど放置した後、洗い流します。

Butter

出来立てバターとバターミルクの美味しさは作った人にしか味わえない贅沢です。次回、美味しいパンが手に入ったら、ぜひ自家製バターをDIYしてみてください。きっと感動するはずです!

出典: smarticular
プレビュー画像: ©Flickr