キッチン
汚れた天板をきれいにする4つのコツ
料理やお菓子づくりに大活躍のオーブン。焼き上がった食べ物をオーブンから出す瞬間は幸せですが、ついつい後回しにしてしまうのが天板の掃除。油汚れやチーズの焦付きなどは放置しておくと、あとあと頑固な汚れになってしまい厄介です。
この記事では、汚れの段階に応じた天板掃除のコツをご紹介します。
重要:天板の素材に注意してください。たとえば、エナメル塗装やアルミの天板に研磨剤入りのスポンジを使うと、コーティングに傷がついてしまいます。
1. 通常の汚れ
油汚れや食品カスなどの通常の汚れは、食器用洗剤と水で簡単に落とすことができます。洗剤をつけた布やスポンジで汚れを拭き取った後、水で洗い流すだけです。
2. 食品の焦げ付き
焦げたチーズなどはなかなか落ちません。できるだけ早めに取り除くことが大切です。以下に、ご家庭にあるもので簡単にできる焦げ落としの方法をご紹介します。
a) 塩
天板の焦げ付いた部分に塩を広げます。天板を50℃のオーブンに入れ、30~60分加熱します。塩が茶色になったら、天板を取り出し、塩を捨てます。焦げた食べ物が塩と一緒に落ちているはずです。あとは、ぬるま湯とスポンジでもう一度洗ってください。
b) 入れ歯洗浄剤
入れ歯洗浄剤は、歯だけでなく金属板もきれいにすることができます。ぬるま湯に溶かして、汚れた天板に入れ、100℃のオーブンで30〜60分加熱します。天板が冷えたら、残った汚れを水で洗い流しましょう。
3. 頑固にこびりついた焦げ付き
天板は使うたびに掃除しておかないと、汚れを何度も加熱することになり、天板に汚れが焼き付いてしまいます。そうなると上記の方法ではなかなか綺麗になりません。でも、そんな頑固な汚れには重曹と酢を使うといいですよ。
まず、重曹を天板全体に振りかけます。特に焦げた部分をしっかりと覆ってください。そして、お酢を温めます。重曹の上に熱した酢をかけて1時間ほど浸しておきます。その後、スポンジを使って汚れを落とせば、軽い力で頑固な焦げ付きが落とせます。
4. アルミ製の天板
傷つきやすいアルミ天板は、上でご紹介した方法ではお手入れできません。乾燥した汚れはリンゴやミカン、レモンの皮でこすった後数分間放置し、ぬるま湯で洗い流せば、綺麗になります。
ちえとくでは色々なオーブン料理をご紹介しています。おいしい料理を作った後は、ぜひ上記の方法でサッと掃除することを習慣にしてみてくださいね。
出典: utopia , adorable magazine
プレビュー画像: ©flickr/stephanie vacher ©flickr/The Art of Doing Stuff