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Lifehacks

1970年代のセンスありすぎな地下鉄マナーポスター

通勤や買い物などで公共交通機関を利用する機会は多く、車内や駅構内では多数の広告やポスターを見かけます。企業の商品PRのものが多いですが、鉄道利用時のマナーポスターも多く見られます。

わかりやすく印象的にデザインされているマナーポスターですが、昭和時代のポスターは一際目を引くものでした。

そこで今回は1974年から1982年にかけて東京の営団地下鉄(現東京メトロ)で使用されたいたポスターをご紹介。パロディ広告も多くセンスあふれる作品ばかり。大胆でおもしろい、思わず見入ってしまうポスターたちをご覧ください。

1.カサねガサねの神だのみ。 (1981年)

最後の晩餐をモチーフとしたポスターではイエスの前に大量の忘れ物の傘が…。

2. 考えない人(1981年)

オーギュスト・ロダンの「考える人」をあぐらにしたイメージで、他の乗客に配慮した座り方を呼びかけています。

3. 定期券ははっきりと見せて(1978年)

まだ自動改札が十分に普及していなかった時代では、改札を通る際に駅員に定期券をはっきりと見せる必要がありました。背景の辞書のページは、ナポレオンの有名な言葉「『不可能 』という言葉は私の辞書にはない」にちなんでいるようです。

4. SHIMATTA(1977年)

ショルダーバッグなどドアに挟まれやすいものへの注意がユーモアたっぷりに描かれています。

5. 定期券はっきり(1976年)

こちらもスーパーマンがモチーフに使われており、スーパーマンのように飛んで改札を通過しても、駅員にはっきりと定期を見せるように注意を促しています。

6. スペースインベーダー(1979年)

大ヒットしたゲーム「スペースインベーダー」をトリビュートしたと言われるポスター。最近ではスマホやタブレットが普及しましたが、それ以前は新聞をバサっと広げて読んでいる人、確かにいましたね…。

7. 車内のメイワク三大怪獣(1982年)

寝る怪獣「ネッシー」、足を組む怪獣「アッシー」、新聞を読む怪獣「シンブンシー」

8. 禁煙TIME(1982年)

アメリカ・タイム誌の表紙を使い、禁煙時間帯(午前7時〜9時30分、午後5時〜7時)のお知らせをしています。昔はホームでタバコが吸えたなんて、今では信じられないけど本当の話です。

9. ワスレえもん(1980年)

あの国民的アニメキャラドラえもんが傘の置き忘れをしないようにとポスターに登場。

10. 夢はお家で(1981年)

ドラえもんが優しく周りの人に迷惑をかけないよう呼びかけています。

11. 人間って忘れっぽいなあ。(1976年)

電車では傘だけでなく、帽子や手袋など小物の置き忘れもよくあります。ここでは、アトムが忘れた帽子と傘を作者の手塚治虫に返す、というシーンに。

12. ガムふんじゃった(1980年)

童謡「猫ふんじゃった」にかけてガムのポイ捨てを止めるよう注意喚起。

13. ボク、立ちます。(1979年)

70年代の人気漫画「おれは鉄兵」の主人公がお年寄りや体の不自由な方に進んで席を立つことを呼びかけています。

14. 鐘(ベル)が鳴ってからでは遅すぎます(1977年)

12時を過ぎて慌ててお城を去るシンデレラが、発車のベルが鳴ってからの駆け込み乗車へ注意喚起。

15. お忘れ物十八番(1977年)

歌舞伎の「助六」に登場する高級花魁「揚げ巻」が傘の置き忘れをしないよう呼びかけています。

ユニークで人を惹きつけてやまないポスター。話題になったポスターは、すぐに盗まれたりしたそうです。その時代を知る人であれば、懐かしいと感じるかもしれませんね。

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プレビュー画像:©︎Pinterest/◉MAIMAI◉, ©︎Pinterest/◉MAIMAI◉

出典:Spoon&Tamago, pinktentacle