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ヘルスケア

病院のトイレで見たある貼り紙|よかれと思ったあの行為はかなり危険

日本人のマナーの良さは海外からもお墨付き。特に他者への思いやりという面に関しては日本人である私たちはより一層気遣いをしているように思えます。

そんな中私たちが日常、人のためにと思ってしていたある行為が、かなり危険な行為だということが判明したのです。
それはトイレで起こっているあること。みなさんもよく目にするトイレットペーパーの三角折です!

ある病院のトイレの壁に張り出された一見よくわからないお願い。

「トイレットペーパーを三角折にしないでください」

あれ?「トイレットペーパーを三角折にしてください」ではなくて?
通常私たちがよく見かけるのは「三角折」を推奨する張り紙。次の人がトイレットペーパーを使いやすいこと、また見栄えもすることから、多くのトイレで三角折が見られます 。

しかし、この病院によると、なんとこの三角部分、細菌などの微生物によりとんでもなく汚染されていることのこと。用を足した後、手洗いをしていない状態の手でトイレの紙を触ると便中や尿中(感染している場合)の細菌などの微生物が付着し、細菌感染するリスクが高くなるそうです。

大腸菌にとってトイレの紙の繊維はザルのようなもので簡単に奥深くまで浸透してしまうそう。良かれと思ってしていたことが、まさかの細菌の感染源だったなんて、普段から三角折をしていた人は思わずドキッとするこの事実。子供や抵抗力の弱い方は特に感染のリスクが他の人よりも高まるため、注意が必要です。三角形に折られたトイレットペーパーの使用や、また自らも三角形に折りたたむのは避けた方がいいとのことです。

ちょっと過敏なのでは、と思う方もいるかもしれませんが、細菌の感染源を一つでも減らし、菌のバトンタッチを避けることが何よりも重要です。私たちが日頃当たり前に思っていた事が、まさに覆された驚きのこの事実。これからの季節、風邪やインフルエンザ、またノロウィルスへの感染が流行る時期です。これらへの感染を防ぐためにも、トイレで三角折を見つけたら危険信号ということを念頭に置くようにしてくださいね。

プレビュー画像:©︎Facebook/Kazushige Masuda

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