Lifehacks
トイレのディープクリーニング 4つの裏ワザで隅々までキレイ
家の中で必ず毎日使う場所といえば?それはトイレ。最も汚れやすく、掃除が面倒な場所ともいえます。
面倒なトイレ掃除はできるだけ手軽にしたいもの。毎日掃除するためには家庭にあるもので掃除するのがポイント。トイレ専用洗剤は高価なうえに、洗浄力が強すぎて環境や身体への影響が心配です。さらに、プラスチックゴミも大量に出ます。手間も出費もゴミも減らし、簡単で効果大のお掃除方法をご紹介します!
尿石を取り除く
トイレ掃除を始める前に、まずトイレの汚れの原因が何なのかを知っておきましょう。トイレにこびりついている黄ばみは尿石です。時間がたつと、こすってもなかなか落ちない上に悪臭の原因になります。
尿石はアルカリ性なので、酸性で中和すると汚れを落としやすくなります。時間をかけて固まったガンコな汚れには、ある程度の時間つけ置きする必要があります。
尿石掃除に使えるもの
- 重曹とクエン酸:クエン酸水(クエン酸大さじ2と水200 ml)を尿石にスプレー。その部分に重曹を振りかけると、重曹と酸が反応して泡立ちます。そのまま30分程度(汚れがひどい時は一晩)放置します。その後、スポンジやブラシで軽くこすれば完了。
- 入れ歯洗浄剤:便器のボウルに1、2個入れて30分ほど放置してみてください。その後、ブラシでこするとピカピカになります。
- 酢:家には安い食酢を常備しておきましょう。酢はもちろん酸性。アルカリ性の汚れを中和して落とす効果があります。また、殺菌・消臭効果も期待できます。
- コーラ:まず、便器をブラシやスポンジなどでかるく磨いてください。次に炭酸が抜けたコーラ(コップ1杯)を便器にまんべんなくかかるように注ぎます。あとは、この状態で一晩おくだけ。最後にもう一度スポンジやブラシなどを使って便器をこすった後、水で流せば完了です!。
コーラを使ったお掃除方法の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
トイレ掃除:問題解決のための3つのコツ
ここでは、トイレの中でよく起きる問題を解決するコツを紹介します。
1. 便座の黄ばみ
トイレの便座が黄色くなっているときは、掃除が不十分なのではなく、逆の場合もあります。強力な洗剤を使用すると、プラスチックがもろくなることがあるのです。また、洗剤が完全に拭き取られていないと、プラスチックから可塑剤が溶け出し、荒れた部分が徐々に黄色くなります。
便座を徹底的に洗浄するなら、便座と便蓋のネジを外して、よく洗った後に、シャワーのお湯できれいにすすぎましょう。黄ばんだ便座は、入れ歯洗浄剤を入れて浴槽に浸すと、再び白くなります。
2. トイレの詰まり
トイレが詰まったときにラバーカップが手元にない場合は、空のペットボトルが役に立ちます。ペットボトルの底をカッターで切り取り、キャップをしっかり閉めたら、底を下にして排水口に置きます。ボトルを数回を押し込むと、負圧が発生し、詰まりが解消します。
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3. 便器の縁の掃除
トイレブラシが届きにくい便器の縁。縁に尿石がこびりついて時間が経つと、雑菌が繁殖し、トイレが臭くなってしまいます。
縁の掃除では、キッチンタオルを酢(クエン酸)に浸すのがコツです。汚れた部分にキッチンタオルを貼り付けて、酢をしみ込ませます。その後、キッチンタオルを外し、スポンジやブラシで軽くこすって、すすいでください。汚れがひどい時はさらに重曹水を吹き付けましょう。
toilettenrand reinigen mit essig
トイレを掃除するのは面倒ですが、ピカピカになったトイレを見るのは嬉しいものです。家にある材料で環境にもお財布にも優しいトイレ掃除、ぜひお試しください。
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