トマト栽培でビギナーさんがやりがちな10の失敗

色々な料理に使えてキッチンには欠かせないトマト。夏の家庭菜園でも一番人気の野菜です。 実をもいだ時の爽やかな香りは育てた人だけが味わえる贅沢。毎年トマトだけは自分で育てているという人もいます。

庭でもベランダでもトマトを育てるのはそれほど難しくありません。でも枯らすことはなくても、沢山収穫しようと思うと案外難しいもの。以下に挙げる園芸ビギナーさんがやりがちな間違いを避けて、長くたくさん収穫を楽しみましょう。

Tomatoes

1. トマトの品種を確認しよう

トマトには数千もの品種があり、日本だけでも100種類以上が栽培されています。品種によって、育てやすさや味、色なども違ってくるので、事前に品種の特性を調べておきましょう。

育てやすいのは、中玉のミディトマトや小さなミニトマトの品種。病気にかかりにくく、たくさん収穫できるので初心者さんにはお勧めです。また、ミニトマトは根のスペースをほとんど必要としないので、プランターや植木鉢でも問題なく育ちます。

Planting tomatoes, Purple Bumblebee in the Straw Bale

2. 種には準備が必要

トマトを種から育てたいなら、種をまく前に水(ぬるま湯25〜30℃)に一晩浸します。こうすることで発芽しやすくなるだけでなく、水で流されにくくなります。

水の代わりに、カモミールティーに種を浸すと種がカビや病気に抵抗力を持つようになるので、ぜひ試してみてください。

tomato seeds

3. 屋外での植え付けは暖かくなってから

トマト栽培には日差しと暖かさが必要です。植え付けは日中の気温が15°Cを下回らなくなるまで待ちましょう。そのため、寒さがぶり返しやすい4月よりも5月のほうが安全です。

空のペットボトルやラップなどで小さな温室を作ることもできます。こうすれば栽培を4週間程度早めることができます。

Tomatoes and Basil

4. 土の準備

土はとても重要です。プランター栽培なら専用土を買ってもいいかもしれません。地植えする場合には、トマトを植え付ける2週間前に苦土石灰を撒いて土の調節をしておきましょう。

トマトを栽培する土は根が十分に水分を吸収できるように、あまり固くしないようにしましょう。

Tomato Death

5. 植え付けは間隔を十分に開ける

苗が十分に光と空気を吸収できるように、苗同士の間隔は60センチ以上離しましょう。

トマトは吊ったバスケットや穴を開けた缶などで空中栽培もできます。こうすれば、省スペースで栽培でき、病害虫の影響も受けにくくなり、収穫もしやすくおすすめですよ。

tomaten kopfüber pflanzen

6. 強すぎる日差しはNG

トマトにはたくさんの光と暖かさが必要です。でも真夏の強い直射日光はNG。土が急速に乾き、トマトの皮がダメージを受け、実が裂けてしまうのです。

強い日差しのせいで裂果が起きたり、葉の色が黄色くなってしまうようなら、太陽の光が強い10時から14時ごろに遮光ネットなどをかける、半日陰スペースに移動するなどの対策をしてみましょう。

Tomato 2

7. 水を上からかけるのはNG

トマトは乾燥に強いので、過度の水は必要ありません。水やりは、土の表面が乾いてから、あるいは葉が少し萎れてから、たっぷりと与えるようにしましょう。また、水やりの際は葉や茎に水がかからないようご注意を。葉や茎に水がかかると、蒸れて病気にかかりやすくなることがあります。

水やりに最適な時間は早朝です。そして収穫前には雨よけをすると実が甘くなります。

Winter cometh

8. 肥料をあげすぎない

基本的にトマトは強いので、水や肥料はあまり必要ありません。特に、果実形成期に肥料をあげすぎると葉ばかりが生い茂り、花がつかないということがよく起こります。追肥は多くても月1回程度で十分です。

Stinging nettle

9. わき芽取りを忘れない

トマト栽培の目標は、大きくておいしい実をたくさん育てること。主茎のわきから新しい芽が発生したら、この芽をできるだけ早いうちに切除する、これが長くトマト栽培を続けるためにもっとも大切な作業です。その結果、トマトの実が多くの栄養素を摂取でき、おいしい実を長く収穫できます。

The tomatoes that didn't make the cut | coppertopkitchen.blogspot.com

10. 同じ場所に毎年植えない

トマトは土からたくさんの栄養素を吸い取ります。また、土に細菌やカビなどが増えすぎてしまうこともあります。そのため、同じ場所で毎年トマトを栽培していると、生育が悪くなっていくのです。これを連作障害と言います。

連作障害は、同じ科の野菜を植えることで土壌バランスが崩れるために起こります。そのため、ナス科のトマト、ナス、じゃがいもなどを同じ場所に続けて植えないようにしましょう。畑を4つほどにゾーン分けし、毎年違う科の野菜を植えるようにしていくことで連作を避けることができます。

Jennings Park - Hung Out to Dry

上記の点に注意すれば、庭やベランダで香りの良い新鮮なトマトを収穫できます。あとは食べるだけ!楽しんでくださいね。

こちらは「ピザ法」を使って、トマトスライスからトマトを育てる方法を紹介しています。トマトの保存方法のヒントはこちらを参照してください。

プレビュー画像: ©Pinterest/gardening.bilgimpro.com, ©flickr/scott rubin

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