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名前を聞いたことさえない10の奇妙な道具
倉庫や押入れを整理していたら、用途が全然想像できない道具を発見したことはありませんか?例えば下の写真の道具を祖父母の倉庫で発見したら、まさか恐ろしい目的に使っていたんじゃないかと祖父母の人格を疑ってしまいそうですよね。
物知りさんもきっと知らない、10の特殊道具をご紹介します。
1. フラワーダスター
螺旋状に巻かれた針金に取っ手が付いたこちらの道具、何をするためのものだと思いますか?こちらはフラワーダスターと呼ばれ、生地などに小麦粉を薄く振りかけるための道具です。
取っ手を持ち、螺旋部分を小麦粉につけ、取っ手を握って小麦粉をはたいていくのです。もちろん粉砂糖やココアパウダーなどをはたく時にも使うことができます。使っている様子はこちらの動画からご覧いただけます。
2. クロワッサンカッター
この道具も持っている人はパン屋さんくらいしかいないはず。伸ばした生地の上にコロコロと滑らせれば、生地は三角形に切れており、一気にたくさんのクロワッサンを作る時に効率的なのです。こちらの動画で使い方をご覧ください。
3. ミートボールメーカー
ミートボールは手で丸めるものと思っていましたが、このミートボールメーカーを使えば、チーズなどの具材入りのミートボールも簡単に作ることができます。真ん中の列の半球にタネを入れ、右側の小さな半球を押し付けてくぼみを作り、具材を入れます。左側の列の半球にさらにタネを入れて、真ん中の列にかぶせればまん丸のミートボールを手を汚さずに作ることができるのです。
作り方はこちらの動画をご覧ください。
4. マスターキー
こちらの鍵はブレードが加工されていて、同じシリンダーを使っている鍵穴だったらどれでも開けられるようにできています。いわばマスターキーの原型となっているのです。
5. ピザ用ハサミ
こちらはアンティーク道具ではないので、もしかしたら持っている人もいるかもしれません。ピザを切り分ける専用のハサミです。ピザカッターよりもきれいに具材を切ることができ、刃先にヘラがついているのでとりわけも簡単です。
6. トレッドミル
60年代のSF映画の小道具かに見えますが、こちらは初期のドレッドミル。理学療法の一環として使用されていたものです。
7. ワイングラスホルダー
ワインボトルにこの板切れの真ん中の穴をはめ込みます。両サイドには逆さにしたワイングラスをはめ込めば、片手でグラス2つとワインボトルを運べるという便利な代物です。
8. フードプッシャー
英国で使われていたこの道具。フードプッシャー、またはフードスライダーと呼ばれるもので、ナイフとフォークがうまく使えない幼い子ども用の食器です。ナイフの代わりにこの道具を右手に持ち、食べ物を押してフォークにのせて食べていました。
9. コルクマシーン
こちらはワインボトルにコルクを詰めるための道具。コルクをこの道具の中に入れ、ワインのボトルにぎゅっと詰め込むのです。昔はこうした木製のコルクマシーンで一本一本コルクを締めていたのです。
10. ココナッツスクレイパー
冒頭でお見せした道具は、実はココナッツの実を削るためのもの。道具だけ見るとヨーロッパの中世に使用されていた拷問器具と言われたら信じ込んでしまいそうです。でもご安心を。下の写真のようにココナッツの中をグリグリと掘る道具です。
どれも一般家庭にはまずないようなアンティークで専門性の高い道具たち。すでに用途を知っていた装具はありましたか?