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Lifehacks

まさかの黒穂病にかかったトウモロコシの食レポが話題

トウモロコシは6月〜9月頃が旬と言われており、夏には特にアウトドアで焼いてかぶりつきたくなる、なんて人も多いのではないでしょうか。

そんな食欲をそそる香ばしい匂いを連想させるトウモロコシですが、今、とあるトウモロコシの画像がインターネットを震撼させています。

実際にそのツイートをご覧ください!

ぎゃー!グロい!!?

白いものがニュッと飛び出して…何これ、本当にトウモロコシなんでしょうか!?

実はこれ、黒穂病(くろほびょう)と呼ばれる植物の病気。トウモロコシが30〜40cmに伸びた頃から発病が始まり、病患部が大きなコブのようになってしまうのです。

このユニークでちょっと怖い形から、「オバケ」なんて名前で呼ばれたりもしています。

せっかくのトウモロコシが病気になってしまったのは残念です。

破棄しなければならないなんて、とても悲しいですよね…

しかしこのTwitterユーザー、さんのリアクションは意外なものでした。

マコモタケも黒穂病だし、食ってみるか。

え…食べる?一体何を言っているのでしょうか?

グロいものを見たショックで、気が動転してしまったのでしょうか!?

皮を剥いてみると、やっぱりグロい!!

これを食べようとするなんて、どうかしていますよやっぱり!?

炒めはじめてしまったーーー!!!

もう私に止めることはできません!行くところまで行っちゃってください!

味みました。やはりトウモロコシとキノコの間、マコモタケみたいな食感はなくふわふわ、胞子のザラザラ感はあるけど別にいやな感じはなく、フツーに美味しいです。

味は普通に美味しかったようです。本当に、お腹を壊したりしなくて良かった…

それにしてもこのツイート主さん、どうしてこのトウモロコシを食べようなんて思ったのでしょうか。

実はメキシコなどの国では、黒穂病にかかったトウモロコシは、珍味ウイトラコチェ(クイトラコチェ)として、かなりポピュラーなんだそうです。

ちなみに、味はトリュフに近いんだとか。

食べて大丈夫!?と思うかもしれませんが、メキシコでは古代アステカ時代から薬として利用されてきた伝統食。

いろいろなアレンジのバリュエーションもある、なかなかイケてる食材なのかもしれません。

いかがでしたか?

もしみなさんも、黒穂病にかかったトウモロコシを見かけたら…調理法には十分注意して、珍味を味わってみてもいいかもしれませんね。

プレビュー画像:  / © Twitter/ haltaq