DIY
1年半もの時間を娘の部屋に費やした。その結果はとてもオリジナル!
子供の時に誰もが一度は夢見るツリーハウス。自分だけの秘密の空間を持つようで、特別な気持ちになれるからでしょうか。この女の子のお父さんは彼の作品を、Imgurというサイトで公開しました。
「私の娘は座って本の読めるような、ケルト人に伝わる『妖精の木』を部屋に欲しがっていました。そして枝にも登って座りたがっていました。」お父さんはゲーム業界で働いており、職業柄か想像がどんどん広がって行きました。これがとりかかる前の部屋の状態です。なんの変哲も無い普通の子供部屋です。
まず最初はスケッチです。この最終案ができるまで15日間費やされました。でもこれが4250ドル(約50万円)かかり、制作に350日もかかるとは想像もしていませんでした。
スケッチから1:12スケールのモデルを作り、立体にしてどのような感じになるかを見極めました。
部屋に目論見をつけます。実物大は結構難しかったそうです。
鉄線で骨組みを作ります。これを始める前に溶接のコースに行って、やり方を習得しました。お父さんも木に登れるように、しっかり作りました。実際に自分が枝にぶら下がることによって強度は試されています。
骨組みに目の細かいワイヤーメッシュを取り付けました。この上に樹皮になる部分をつけるためです。この時点ですでに制作時間が100時間経過しています。
樹皮はコンクリートで作りましたが子供部屋なので硬化促進剤の使用をしませんでした。防火のために専門家にも意見を聞きました。
上部の枝は張り子です。これで塗装する前の状態が完成しました。
塗装も丁寧に行われました。まるでディズニーランドのアトラクションを作っているようですね。
完成しました。娘も木の中に入って大喜びです。
よくディテールを見てみると、こんな鳥の巣があったりします。
妖精の世界には綺麗な蝶が羽ばたきます。
妖精のために作られた窓には灯りがつきます。
天井まで妖精の光は広がります。
ちゃんと木の上部にも座れます。
これが部屋の全景です。メルヘンチックですね。
こんなに情熱を注いだお父さんって素晴らしいですね。娘の部屋を見事に妖精の世界に変えてしまいました。