Lifehacks
インターネットでガンの治療法を調べていた。しかし2秒の手間を怠ったことで命を危機に晒してしまう。
皆さんは自分や周りの人が病気にかかった時、どうしますか?
多くの人がまずはインターネットで自分で情報を収集しようとするのではないでしょうか。そしてネットで見つけた家庭療法をひとしきり試してみるものの効果がない…そんな経験はありませんか?
しかしこれは大変危険かも知れません。インターネットの医療情報は専門的知識を持たない人が書いている場合が多く、大手IT会社の医療情報サイトでさえも、誤った情報を発信し続けていたことが発覚し問題になりました。言うまでもなく、誤った治療法は症状を軽減させるどころか悪化させ、最悪の場合、命の危機まで招くことがあります。しかし医療の知識がない私たちにとって、インターネットで正しい情報を見抜くことは容易ではありません。
しかし、以前夫がガン治療した経験のあるTwitterユーザーの透析患者の妻(@QolTouseki)さんが、インターネットで信ぴょう性の高い記事だけを見つけ出す方法を紹介しています。
それはなんと、2秒足らずで出来てしまうくらい簡単なものでした。
夫が癌になったとき、かかりつけの先生から「癌について検索するときに”.ac.jp”と加えると、大学病院等研究機関の発信だけ見られるようになるよ」と教わった。ありがたかった。” “も忘れずに入れることが大事。 https://t.co/l7tsNieR5D
— 透析患者の妻 (@QolTouseki) 29 October 2016
たくさんの拡散、ありがとうございます。ただし、必ず抜け道はあって、学生を雇うなどして「.ac.jp」のサイトを作る人もいるので、検索結果全てを100%信用できるわけではないですし、研究機関のスタンスによって結果に矛盾が起こる可能性もあります。それでもずいぶん検索が楽になりました。
— 透析患者の妻 (@QolTouseki) 3 November 2016
「.ac.jp」は、大学などの高等教育機関のサイトに用いられているドメインです。Googleで検策する場合には、対象となる単語を「”」(ダブルクオテーション)で囲むと、完璧に一致するものだけ表示されるため、さらに信頼性の高い情報へたどり着く可能性は高まるでしょう。
さらに、他のTwitterユーザーはこんなコツも紹介しています。
朝日新聞アピタルのこの記事では、信頼できる医療情報を探すコツとして、「病名」の後に「学会」を「協会」を入れて検索することで公的機関の情報を得ること、専門家に遠慮なく相談すること、図書館司書を活用すること、などが紹介されていますね。https://t.co/0iGi5POuiO
— 朽木誠一郎 Seiichiro Kuchiki (@amanojerk) 29 October 2016
病名の後に、「学会」や「協会」と入れて検索するのも効果的だそうです。言われてみれば、確かに!と思わずにいられません。
いかがでしたか?
情報が溢れかえる現代社会、正しい情報を得るにはやはり専門的な公機関の力を借りるのが良さそうです。上で紹介した方法はいずれも、2秒もあればできてしまうような簡単な裏技。たった2秒があなたの健康を左右するのであれば、試してみない手はありませんね!
