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気づいたら爪がボロボロ・・・爪を噛む癖の背後にある原因と心理
爪を噛む癖のある人は小児と青年の約30%、成人の約10%と言われています。意外に多いと感じませんか?
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臨床心理学では、爪噛みは「身体集中反復行動症」の一つと考えられています。身体集中反復行動症とは爪や唇を噛むなど自分の身体を傷つける行動を繰り返しとってしまうこと。症状が高じると爪を噛みすぎて爪や指先がボロボロになったり、露出した皮膚や傷口から感染症が引き起こされることも珍しくありません。
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このような症状は無意識に体を動かしてしまうチックとも似ており、強迫性障害の一種とも考えられています。つまり、この反復動作を自分の意思でオフにするのは非常に難しいことなのです。でも多くの人は、これは単なる癖で、意志が弱すぎるからやめられないのだと考えています。
爪を噛む癖にはその人の性格や深層心理の影響が大きいので、噛み癖の悪化=メンタルヘルスのSOSである場合もあります。この記事では爪を噛む癖の裏側にある原因や心理についてご紹介します。
1. 完璧主義
ある研究によると、強迫的に爪を噛む人の多くは完璧主義者であることがわかっています。完璧主義の人とは、自分の思い通りにいかないとストレスやフラストレーションを抱えやすいタイプの人。また、人に仕事を任すのが苦手で、細かく計画を立てたり、仕事を必要以上に詰め込みすぎる傾向がある他、タスクがなくなってしまうと退屈になりやすいのも完璧主義者の特徴です。
2. 集中
多くの人は、問題を解決しようとして集中している時や考え事をしている時に無意識に爪を噛む傾向があります。
3. 短気
イライラ、退屈、焦りなども爪を噛むきっかけになります。
4. 自己嫌悪
爪を噛むことには、不満を紛らわせ、一時的に気分を良くする効果があることが分かっています。爪を噛む人の多くが、使命感が強く、プライドの高い人。自分への期待が大きい分、うまくいかない時の焦りや挫折も大きいのです。この場合、爪を噛む癖は一種の自己攻撃性で、自己嫌悪の表れと考えられます。
5. 精神的な問題
子どもの爪噛みは精神的な未熟さや社会に適応できないことへのストレスによるもので、発達の過程でみられる一過性の行動である場合が多いと言われます。しかし、大人になって爪噛みを始めた人はメンタルヘルスの問題を抱えていることが多く、他の強迫症や依存症などに移行することも多いことが分かっています。
爪噛みはストレスによるものが多いとされていますが、理由はさまざまです。自分の爪噛みにひどく悩まされていたり、ストレスのはけ口にしているようであれば、心療内科を受診したり、心理カウンセリングを利用することを検討してみましょう。
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