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Lifehacks

美容のプロが教える 髪や頭皮のダメージを招く9つのNG習慣

人の印象を決めるのは服装だけではありません。髪がキレイな人はそれだけで健康で美しい印象を残すもの。逆に、パサついた髪やボサボサの髪は疲れて見えるだけでなく、不潔な印象や老けて見える原因になります。

髪の健康は毎日のお手入れ次第で大きく変わります。日頃のケアを見直し、無意識のうちに髪にダメージを与える習慣を避けることが大切です

美容師や皮膚科医など美容のプロによると、サラ艶髪を保つためには次の9つの習慣を見直す事が大切なのだそうです。ではみてみましょう!

1. 髪は洗いすぎも、洗わなさすぎもよくない

多くの人が1日1回洗髪しています。特に夏は毎日洗わないとベタベタや匂いが気になってしまいますよね。ただ、髪が細く傷みやすい人や頭皮が乾燥しやすい人はもう少し間隔をあけてシャンプーをした方がダメージを減らすことができます。

と言っても、あまりにも洗わなさすぎるのも問題です。髪や頭皮がベタベタになり、匂いで周囲の人に嫌がられることもあります。そのため、髪質や季節にもよりますが、少なくとも3日に1度程度は髪を洗い、余分な皮脂を取り除きましょう。

"Sarah

2. 週1回の潤いケア

健康な艶のある髪には適度な潤いを与えるケアが不可欠です。髪が乾燥していると、パサパサになり、ダメージを受けやすくなります。そのため、乾燥しやすい人は、週に1回程度、アロエなどの保湿成分で髪をつややかでしなやかに保つ集中トリートメントをお勧めします。

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3. シャンプーの成分を確認

ヘアケア製品の成分によって気づかないうちに髪を傷めてしまうことがあります。シャンプーの成分で注意したいのは、「ラウレス硫酸ナトリウム(Na)」など硫酸が名前に付く強力な界面活性剤が含まれているかどうかです。強い界面活性剤は、頭皮の皮脂を取りすぎるため、頭皮の痒みやかぶれ、刺激の原因になります。また、製造時に放出されるジオキサンによる発がんの疑いもあります。ラウレス硫酸Naは多くのシャンプーに使われていますが、頭皮の状態が気になる人は、これらの成分を含まない製品を使うことをお勧めします。

Shampoo

4. ブラッシングの正しい方法

ブラッシングの際、ブラシを最初から生え際から毛先まで通す人が多いのですが、途中で絡まって引っかかると、枝毛や切れ毛などのダメージの原因となります。まず、ブラシを毛先に優しく通し、徐々に髪全体に通していくようにしましょう。

Finny brushing hair

5. タイトポニーテールはNG

普段からキュッと髪をひとつに結んでいる人は要注意です。根元を引っ張り続けることで、長い目で見ると、脱毛や薄毛の原因になります。結ぶ時は髪にゴムを緩めに巻きつけるようにして、髪を一方向に強く引っ張らないようにしましょう。

Hair

6. 正しい乾かし方

髪はできるだけ素早く完全に乾かすのが大切です。洗い終わった髪は、吸収力の高いマイクロファイバーのタオルなどで頭皮と髪の水分をしっかりと吸い取っておきます。そのまま自然乾燥したいところですが、日本のような高温多湿の環境では雑菌が繁殖しがちです。

また濡れているときはダメージを受けやすいため、ドライヤーを使って乾かしましょう。熱風によるダメージを抑えるため、ドライヤーは髪から30 cmほど離し、熱が集中しないように小刻みに振りながら、根元から乾かしていきましょう。ある程度乾いたら、冷風に切り替えましょう。こうすることで、キューティクルが引き締まり、髪に艶が出ます。

7.  髪を濡らしたままで寝ない

濡れた状態では髪のキューティクル構造が開いているため、乾いた状態よりもダメージを受けやすくなります。寝ている間はどうしても枕などで摩擦がおきるので、さらに切れやすくなります。そのため、寝る前に髪を完全に乾かすことが大切です。

Sleeping

8.  シルクの枕カバーを使う

枕カバーの素材も髪の健康に重要な役割を果たします。コットンは摩擦が起こりやすく、切れ毛や枝毛の原因になることがわかっています。一方、滑らかなシルクの枕カバーは、髪への摩擦が少なく、ダメージを抑えて、スタイリングもキープしてくれます。

Sleeping with wet hair

9.  バランスのとれた食事

健康的でバランスのとれた食事は、髪にもよい効果があります。特にビタミンB 群(ビタミンB2、B3、B5、B6)は髪を丈夫にし、皮脂の分泌を調節し、毛根の代謝過程を促進します。逆に、これらの栄養素が不足すると、弱くくすんだ髪になったり、抜け毛の原因となります。髪の健康や育毛のためにビタミンBを豊富に含むレバーや魚介類などを積極的に食べ、必要ならサプリメントで摂取しましょう。

supplement

いつも無意識にしていた習慣が、長期的には切れ毛や抜け毛の原因になることもあります。正しいヘアケアの習慣を身につけて、艶のある美しい髪をキープしてください。

プレビュー画像: ©flickr/colorblindPICASO©flickr/J Mark Dodds