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Lifehacks

苦肉の策の子育て裏ワザ11選。5番目に吹き出した。

数限りなくある「子育て書」。本によって言っていることが違ったり、子育て書の説く「子育てのあるべき姿」は時代によっても大きく変わります。でも共通して言えるのは、現実は子育ての教科書通りにはいかないということ。自分の子どもに使えるかどうかは別として、土壇場に立った先輩パパママたちが実践した笑える子育て体験11選をご紹介します。

1. 床に突っ伏す母

3歳になったエリアスはイヤイヤ期真っ最中。スーパーに行くたびに、レジ前で体を床に投げ出して泣きわめくのです。息子が毎日作り出す修羅場に、ある日母親のジョアンナの堪忍袋の緒が切れました。でも怒鳴り散らすのではありません。床で泣きわめくエリアスの隣に自分も身を投げ出したのです。突如床に横たわる母親の姿によほどびっくりしたのか、エリアスはピタッと泣き止んだそう。母はむくりと起きて、何事もなかったかのようにレジを済ませます。母子ともに静かにスーパーをあとにしました。

2. 髪の毛ベタベタ

11歳のパトリックは大のシャンプー嫌い。髪の毛が見た目にもベタベタ して見苦しくなっても本人はどこ吹く風、断固としてシャンプーを拒否し続けます。困った父親のマイクは、息子の頭に紙吹雪を散らしたそう。「ピンクの紙吹雪をたくさんね」マイクはニヤリ。「頭にピンクの紙切れをたくさんつけたまま学校に行くわけにいかないから、一目散にお風呂に向かったよ」

3. 読書ミリオネア

ヨーロッパでは、一年間に100万文字以上読んだ子どもを「読書ミリオネア」と呼んでお祝いする小学校があるそうです。スポーツに比べて目に見えるゴールがない「読書」ですが、ご褒美を与えて奨励することで生徒の自負心を引き出すのです。

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4. ユニコーンの死

いつも動き回りたい幼児をチャイルドシートにおとなしく乗せておくのは至難の技。ユニコーンのぬいぐるみを手放さない5歳のピアも、シートベルトをするのが窮屈でたまらないと駄々をこねます。そこで母親のマリアが放った一言。「シートベルト締めなきゃユニコーンが死ぬよ!」言葉を尽くした説明が伝わらないときは、ショック療法もありです。

5. うるさくしたら

4歳児と7歳児の母親リディアは、電車やバスに乗るたびに騒ぎ立てる子どもを注意するので疲れ果てていました。周囲の人にどれほど迷惑をかけているかと思うと冷や汗が背中を伝います。そこである対策をとります。「飴玉の袋をバッグから取り出して、静かにできたら飴を全部あげると言ったのです」そして、バスの他の乗客に飴玉を配り始めます。母親の思わぬ行動を唖然として見つめる子どもたち。最後の乗客に飴を配り終えて、ほとんどなくなった飴の袋を子どもたちに手渡しました。「この日以来子どもたちは、うるさくしたらおやつはみんな周囲の人に分け与えなければならないと理解したみたいです」

6. 口笛トイレトレーニング

ベトナムでは、口笛ひとつでオムツをかなり節約しているようです。口笛でトイレトレーニングをしているのです。子どもがおしっこをするとき、親が口笛を吹くようにします。すると、親が口笛を吹くときにおしっこをするようになるのです。生後9ヶ月くらいから、この口笛トイレトレーニングを開始しているのだとか。

7. 指しゃぶりをやめさせる

指しゃぶりは可愛い仕草ですが、3歳を過ぎても指をしゃぶっているようだと歯並びに影響してくるのでちょっと心配。だったら、親指に子どもの好きなキャラクターの絆創膏を貼ってみましょう。大好きなヒーローの絆創膏を貼った5歳のルーカスは、「親指が突如強くなったと言って、親指をしゃぶる代わりに立てて見せてくれるようになりました」と母親のグレタ。

8. 犬に読んであげて

教科書や本の音読は大切な作業ですが、うまく読めない子や、つっかえてしまう子は自信をなくし、読むこと自体が嫌いになってしまいます。人前で読むのは緊張するので、ペット、特に犬に読んであげるとスラスラ読める子もいます。

9. 吹き替え、字幕なしで映画を見る

13歳のルーヴィンは、映画やアニメが大好きな普通の男の子。でも父親のショーンはルーヴィンに1つ条件をつけました。吹き替えや字幕付きで1時間見たら、次の1時間は吹き替えや字幕なし、つまり英語だけで見るというもの。これなら英語の上達が早そう!

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10. 未確認飛行物体現る!

美しい山々に囲まれた湖のほとりという絶景地で暮らすライナス(8歳)とセルマ(10歳)。でも2人は最近Wifiの届かない場所にはいかない主義です。ある日の昼食で、母親のレナはこう切り出します。「ねえ、昨日の夜彗星見なかった?彗星かな、ものすごい早さで光の輪のようなものが裏山に落ちていったの。激しい光を放っていたから、落ちてからもしばらく光っていたのよ」これを聞いて大興奮のライナスとセルマ。午後中裏山を散策したそうです。

11. そういうお年頃

クリスチャンとニコル夫妻の息子、マックスは16歳ですが外見を気にするそぶりを一切見せません。脱ぎ捨てた下着や靴下、食べかけのピザが散乱した部屋は見るも無残です。そこで夫妻は息子にこう告げます。「今度フランスからの留学生がうちにホームステイするのよ。18歳のセシルよ。彼女が来たら、洗濯機の使い方とか、家のこと色々教えてあげてね」この日からマックスは、ジョギングと筋トレを始めました。でもいつセシルが来るのかは謎のまま、です。

子育ては冒険そのもの。教科書通りになんていかなくても、先輩パパママたちが苦肉の策で編み出した対処法に、今子育て中の人もきっと肩の力が抜けるはず。ぜひシェアしてください!