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Lifehacks

女性は2週間、一日の始めの尿を顔に擦りつけた。その結果に本当に驚く。

今回ご紹介するスキンケアは、心臓の弱い人にとってはちょっと刺激が強すぎるかもしれませんが、実は長い歴史と伝統があるのだそうです。その方法とは、自宅で簡単にできる「おしっこ」を使ったスキンケアです。 

代替医療やホメオパシーなどといった自然療法は、現代医療の対をなす存在として昔から人々の支持を集めてきました。尿を肌に塗ったり、あるいは直接飲んだりといった人間の尿を使った療法も、その効果が信じられてきたものの一つです。尿は、例えば感染症から火傷、カサカサ肌などの皮膚の症状を和らげ、細胞の再活性化が促すといわれています。

とあるアメリカの勇敢な女性ライターがこの伝統療法の効能を身体を張って調べてみようと決心しました。長年皮膚疾患に悩まされてきたという彼女も、尿に含まれる尿素という成分に皮膚を再生する効果があると聞いたとき、はじめは懐疑的だったといいます。おしっこを肌なんかに塗ったら、すごい臭いがするんじゃないか?細菌やバクテリアは?さまざまな疑問が生まれましたが、意を決して試してみることにします。

女性ライターは毎日、「中間尿」を採集して顔に塗るという作業を2週間続けました。

尿を採集する場合、出始めの尿には皮膚についていたバクテリアなどが混ざってしまうこともあるため、この部分はそのまま流して中間尿を使用するようにすると良いそうです。また、朝起きてすぐの尿には栄養が特に多く含まれており、スキンケアとして使用する場合はこの「朝一番の尿」を使用するのがベストなんだとか。

女性ライターはトイレに入り、始めの1/3ほどの尿をそのまま流してから、その続きの尿をコットンに染み込ませました。一瞬の躊躇を何とか抑え、思い切ってそのコットンで肌を擦っていく、という作業を毎日続けました。当初から一番の懸念であった臭いの問題については、妹に何とか頼んで顔に鼻を近づけてもらい、確認してもらったそうです。

おしっこは肌にすぐ吸収されていく感じがしたといいます。何より気になっていた臭い問題も、妹の談では全く嫌な臭いもせず、むしろ甘い香りがするほどだったそうです。しかし、1週間続けた頃、彼女の不安は少しずつ大きくなっていきました。肝心の肌の調子がどんどんと悪くなっていっているように感じたからです。

Dry

乾燥し、粉をふきやすい彼女の肌質にとって、尿セラピーは当初期待したような効果を全くもたらしてくれなかったようで、結局彼女はこの実験を中止して専門家に相談しました。専門家によると、尿はあまり肌につけすぎると逆に肌荒れの原因となってしまうことがあるということでした。

ところがその直後、思ってもいなかったことが起こります。カサカサになっていたはずの彼女の肌がポロポロと剥け始め、その下から柔らかくてスベスベとした肌が姿を現したのです。尿セラピーによって古い肌が剥け、大きな効果を発揮してくれたことは明らかでした。そのとき、このおしっこトリートメントを続けるべきでかを彼女は悩んだそうです。

 
 
 
 
 
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もちろんこの方法は最終的に効果を感じさせるものではありましたが、尿の成分はそのほとんどが水分であり、そこに含まれる尿素の割合はわずか5%です。薬局に行けば尿素配合率が10%にもなるスキンケアクリームも売っているという中、わざわざ尿にこだわる必要がそもそもなかったというわけです。また、結果は素晴らしいものだったとはいえ「顔におしっこをかけている」という考えがどうしても拭えなかったのが継続を断念した一番大きな理由でした。

さあ、いかがでしょう。試す勇気はありますか?