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Lifehacks

厄介な親知らず。でも原始人だった頃には大活躍だった!

現代の人類(ホモサピエンス)は約20万年前に登場したといわれていますが、現在の私たちの姿になるまでには長い時間をかけて様々な進化を経ています。この進化を証明するような痕跡は、例えば体毛や一部の骨などの形で現代の人間にも残されています。これらのいわゆる退化器官は、現代の私たちの体にも未だに備わっているのです。その中でいくつか面白い例をご紹介しましょう。

YouTube/Vox

親知らずを抜くのに大変な目に遭ったことはありませんか?急に生えてきて激しい痛みをもたらしてくる割には特に何の必要性もないこの親知らず。忌々しく思った方も多いと思います。

親知らずは何のために存在するのか。その理由は過去にあります。かつて人類は、今よりもはるかに硬い植物や木の根を食べていました。食べ物がより柔らかく、より簡単に噛めるようなものに変わっていったことで、私たちの顎もどんどんと小さくなっていき、必要な歯の本数も減っていったのです。現在ではほとんどの霊長類が親知らずを持っていないそうですが、ベジタリアンであるゴリラにはいまだにあるそうです。

いかがでしたか?人類が長年続けてきた進化を実際に目で見ることができるというのは面白いですね。人類はこれからはどのように進化していくのかも気になります。進化の痕跡は以下のビデオでも紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください!