意外と知られていないヨーロッパの家庭料理基本の作り方7選

洋食といえばスパゲティナポリタン、オムライス、ハヤシライスなどは永遠の定番。家庭料理にも深く根付いた懐かしい味ですよね。 でも洋食はヨーロッパから伝わった料理を日本人の口に合うようアレンジしたもの。今回ご紹介するのは、そんな日本風アレンジが入る前の言わば本家オリジナル版のヨーロッパ家庭料理レシピです。みんな大好きジャーマンポテトや、とんかつの原型シュニッツェルなどの基本をご紹介します。

1. ジャーマンポテト

ドイツ人がみんな大好きジャーマンポテト(ブラート・カルトッフェルン)の作り方がこちら。中はホクホク、表面がカリッと仕上がったジャーマンポテトは食べ始めたら止まらない美味しさです。ジャガイモ、澄ましバター(または普通のバター)、塩、コショウ、そしてお好みでベーコン、広めのフライパン(ふた付き)を用意してください。

ジャガイモは生でも調理済みでも大丈夫。生の芋を使う場合は、切った後に冷水にさらしてから、しっかりと水気を切っておいてください。水にさらすとジャガイモに含まれるでんぷんが水に溶け出て、表面がカリっと焼き上がります。あらかじめ火が通っているジャガイモもカリッとなるよう一晩冷蔵庫に入れておきましょう。(生のジャガイモを使う場合は、大きく切ると火が通るのに時間がかかります)

pint1

フライパンにバターをなじませ、強火で加熱します。油っぽくならないようにバターは少なめに。水気を切った芋をできるだけぴったりと並べて、すぐに蓋をします。5分位したら裏返し、再び蓋をして火を弱めます。あらかじめ茹でてあるジャガイモの場合は蓋をしなくてもOK。

ジャガイモをひっくり返す回数をできるだけ少なくするのがポイント。塩、コショウ、ベーコンを加えて、さらに5〜10分焼いてできあがり!バターを加えるので、ベーコン無しでも旨味たっぷりです。

Sous vide potatoes

2. ブイヨン

ヨーロッパの家庭料理にはなくてはならないブイヨン。もちろん固形のブイヨンスープの素を使う手もありますが、くず野菜を使えば本来の味わいを再現することができます。スープストックとして色々な使い方ができますし、冷凍保存もできます。

玉ねぎや人参の皮などのくず野菜をクローブ、オールスパイス、ローレルなどのスパイス、塩を加えてたっぷりの水で茹でます(お好みで、野菜屑を先に鍋で炒めておいても美味しい)。弱火でじっくり2時間ほど煮て、最後に清潔な布巾で濾します。

もちろん、くず野菜の代わりに、新鮮な野菜を贅沢にたっぷり入れてもOK。骨や残り物の肉を入れると美味しいチキンやビーフのブイヨンになります。

Draufsicht von Bouillon

3. ペペロンチーノ

ニンニクとオリーブオイルのパスタです。トマトソースを作るよりもはるかに簡単で、3つのコツさえ掴めばどうやっても美味くなります。

スパゲッティかリングイーネ、良質のオリーブオイル、ニンニク(多めに)、生パセリと唐辛子を用意してください。

たっぷりのお湯を沸かし塩を入れ、パスタを投入します。この間にフライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、薄切りにしたニンニク、小口切りにした唐辛子を弱火で炒めます。パスタが茹で上がったらオイルにパスタの茹で汁を加えて、茹で上がったパスタを入れて混ぜます。食べる前にパセリのみじん切りを加えて出来上がり。

ポイントはパスタを茹でる湯に塩をたっぷり入れること(お湯を舐めてしょっぱい程度)、ニンニクは弱火でじっくり炒めること(香りが出てきれいな茶色になります)、そしてパスタをフライパンに入れる際に茹で汁をお玉1杯程度(1~2人前に対して50ccほど)オイルに加えることです。できあがったらすぐに食べ始めましょう。

Spaghetti Aglio, Olio e Peperoncino(ペペロンチーノ)

4. シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)

シュニッツェルを美味しく作るポイントはパン粉をふわっとつけること。とんかつと違い、薄い肉を使います。とんかつ用の肉を叩いて薄く伸ばします。お肉の上にフリーザーバッグかラップを敷き、肉叩きや瓶などで叩いて伸ばします。肉が割れないようにやさしく叩いてください。

肉に塩コショウをして、小麦粉、溶き卵(薄く)、パン粉の順に衣をまぶします。パン粉を肉に強く押しつけないこと。衣の厚さが足りない場合は、最後の2つの手順 (卵とパン粉)を繰り返します。

フライパンにシュニッツェルが隠れるくらいたっぷりの澄ましバターを熱し、こんがりきつね色になるまで揚げます。

Wiener Schnitzel

5. ロートコール(紫キャベツとりんごの蒸し煮)

ドイツでは定番、紫キャベツとりんごを煮た色鮮やかなロートコール。本場ドイツでは瓶詰めでも売っています。食物繊維たっぷりでお腹の調子を整えてくれるロートコール。とても簡単に作れるので、ブイヨンのようにストックしておきましょう。

1kgの紫キャベツに対して、りんご2個(角切り)、ワインビネガー180ml、砂糖150g、塩小さじ1、クローブ、ローリエを用意してください。

基本の作り方は、紫キャベツを細かく切って、残りの材料と一緒に10分茹でて2時間寝かせるだけ。もっと丁寧に作りたい方は、最初に鍋に入れた砂糖でリンゴをカラメリゼしてください。ロートコールは長く置くほど柔らかく、味も美味しくなります。

pixabay

6. バニラプディング

ヨーロッパのプディング(プリン)は、日本の蒸すタイプと違い、コーンスターチで固めるタイプが一般的。クリームのような食感です。

材料は牛乳500cc、コーンスターチ50g、砂糖50g、卵黄1個、バニラビーンズ1本。

コーンスターチと砂糖に分量の牛乳から大さじ数杯を加えて、混ぜ、卵黄を加え、さらに混ぜます。残りの牛乳にバニラビーンズの種を加えます。牛乳をかき混ぜながら沸騰させます。ここで卵黄生地を加え、常にかき混ぜながら、ぶくぶく沸騰してきたら火から下ろします。

チョコプディングの場合は、砂糖を減らし、牛乳にチョコ50gとココア大さじ1を入れて、火にかけてください。

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7. チョコレートケーキ

ティータイムや食後のデザート、ピクニック、お誕生日、おもてなし…どんな場面にも登場する定番ケーキです。

材料:バター200g(マーガリンはだめ)、ダークチョコレート200g(カカオ70%以上)、卵4個、アーモンドパウダー(他のナッツでも)200g、砂糖200g、バニラシュガー8g(またはバニラエッセンス少々)、ベーキングパウダー8g、塩1つまみ

チョコレートはバターと一緒に湯せんで溶かしておく。その後、他の材料と混ぜ合わせた生地を型に流し入れ、180°Cのオーブンで40分焼きます。

ケーキが冷めたら、ステンシルと粉砂糖を使ってデコレーションしてもかわいいですよ。

schoko-kuchen

本格的な欧州レシピも家庭料理ならこんなに簡単!旅行せずしてヨーロピアンの味わいを楽しむことができます。ぜひ試してみてください!

プレビュー画像:©︎Pinterest/thepioneerwoman.com

出典

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