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読まなくなった本どうしてる?古本の処分・活用法7選

最近は電子書籍が主流となりつつありますが、ページをめくるという動作は紙の本ならでは。そのため、紙の本派という人もいると思います。でも一度読んだ本をまた読み返すことは滅多にありません。読んだ後は本棚に収納、または読書好きの方なら本がどんどん積み上げられていく、なんてこともあるのではないでしょうか。場所を取る読まなくなった本たち、みなさんはどうされていますか?

Dumpster Books

また、読まない本の分類には学校で使う教科書類なんかも入ります。読み終わった本や役目を終えた教科書類、資源回収などで処分をするのもいいですが、ただ処分するのではもったいないこともあるのです。

そこで今回は自宅に溜まって読まなくなった本たちの処分方法をご紹介します。

本の正しい処分方法

本は資源ごみ扱いとなるので自治体の資源回収日に捨てるのが基本です。資源回収に出すときは、紐でしっかり束ねて解けないようにして出すようにします。

もし万が一自治体の回収日に合わせるのが難しい、また大量にあるという場合は古紙回収センターを利用する方法もあります。古紙回収センターなら、自分のスケジュールに合わせて本の処分ができます。

ただ、本の保存状態がいい場合、そのまま処分してしまうのはもったいないことも。資源ごみ以外に以下の方法で本を処分、または再利用につなげることができます。

読まなくなった本の処分・活用方法

1. 図書館に寄付する

すべての本を受けれているわけではないので、お住まいの自治体の図書館に事前に確認をしてから持ち込むのがおすすめです。

2. 子供の絵本や児童書は幼稚園や保育園に寄付 

こちらも、事前に確認の連絡が必要になりますが、子供の思い出の詰まった本を次の世代の子供達にも使ってもらえ、新たに子供たちの思い出の本にもなります。最近では外国の絵本も喜ばれるそうですよ。

3. 児童養護施設へ寄付する

こちらは直接施設へ寄付する方法と支援するNPO団体を通して寄付するという2パターンがあります。児童書・絵本の寄付活動を行うNPOブックサポートONEについては、こちらから詳細をご覧いただけます。

NPOブックサポートONE

4. 友人や親戚に声をかける

グループラインなど、近しい友人や家族間てチャットをしている人もいる昨今。グループチャットで古本についての情報交換をするのも一つの手です。持ち主にとっては不要な本でも、別の人にとっては読みたかった本かもしれません。

5. 売りに出す

不要な本の処分方法の王道がネットオークションやフリマアプリ、またリサイクルショップへの持ち込みです。フリマアプリではメルカリが有名ですが、古本買取販売をしている「バリューブックス」というプラットフォームもありますよ。

6. ホンデリングを活用する

上記で紹介したバリューブックスがプロジェクトパートナーとなっているこの活動は、本やCD、DVDを寄付することで、その売却代金を寄付として、犯罪被害に遭われた方々への支援活動に役立てるというプロジェクトです。ホンデリングの詳細はこちらをご覧ください。

全国犯罪被害者支援ネットワーク

7. アップサイクリングする

本をネットで売りに出したり、寄付する際は、本の状態がいいことが前提。不要になった本に汚れやページの脱落などがある場合は、買取や寄付の対象から外れてしまいます。そんな時は、小さなお子さんがいる家庭では本を使って工作をするのもおすすめ。

工作のアイデアは以下のようなものがあります。

古本でできる工作アイデア

  • 本のページをギフトラッピングに
  • 本のページでペーパークラフト
  • おりがみ
  • 本のカバーやお気に入りの文章が入ったページをしおりに
Books!

資源回収や古本として買取に出す以外にも、寄付という形で人々の支援につなげることができる古本たち。もし古本の処分を考えているという人は、ぜひ参考にしてみてください。

古本に関する記事はこちらもご覧ください。

出典: utopiafocus,
プレビュー画像: flickr/walknboston