動物たちと共生する庭:安全な庭で人も動物も快適に!

そろそろ秋のガーデニングシーズン到来です。来年の春に向けて植物を植えたり、庭で気持ちいい空気を吸いたくなる季節!それは人間だけでなく動物たちも一緒です。 自宅の庭は犬や猫、野鳥などにとって気持ちよく過ごせる空間であってほしいですよね。

でも、庭には、有毒植物、危険な柵や水場など、動物たちにとって危険が潜んでいます。人にも動物にも優しい庭にするために、動物たちの安全の観点からお庭を見直してみましょう。

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1. 有毒植物

猫と犬は基本的に肉食ですが、好奇心から、あるいは消化不良のときなどに植物を食べます。でも植物の中には動物が食べてしまうと危険なものがあるので注意が必要。次のような植物は、猫と犬が食べると中毒や死を引き起こす可能性があるので、ペットが近寄る場所には植えないようにしましょう

猫が食べると危険な植物

  • ニチニチソウ
  • キョウチクトウ
  • ツツジ
  • フジ
  • イチョウ
  • スイセン
  • ユリ
  • アジサイ
  • アイビー
  • スズラン
  • イチイ
  • ヒガンバナ
  • シャクナゲ 

など

Caged Hydrangea

犬が食べると危険な植物

  • イヌサフラン
  • フジ
  • クリスマスローズ
  • アイビー
  • イチイ
  • アサガオ
  • キキョウ
  • シクラメン
  • ヒヤシンス
  • スズラン
  • スイセン
  • チューリップ
  • ニラ
  • クレマチス
  • シャクナゲ
  • ヒガンバナ
  • ユリ

など

Lily of the Valley

秋はチューリップや水仙などの球根の植え付け時ですが、植え付け作業の時にも注意が必要。犬や猫がいたずらで球根をかじってしまうことがあるのです。植えつけるときは球根をペットの届かないところにおいて、安全に作業しましょう。

2. ガーデニングツール

BBQ用のグリル、庭木の刈り込みトリマー、熊手や鎌などは、動物たちが遊んで事故が起こらないように、使用後はすぐに片付けるようにしましょう。また、電気ケーブルなどは犬や猫が噛まないように敷設しましょう。

"Got stuck here... said, fuck it' and fell asleep" - cat

3. 柵

ペットが通りに飛び出さないように柵をつけることは重要です。犬の場合は、何かに驚いた時や興奮した時でも飛び越えられない高さ(体高の2〜3倍程度)の柵を用意しましょう。また、隙間にも注意が必要です。細い隙間でも、多くの動物は難なくくぐり抜けてしまいます。

また、柵やフェンスと家の壁との間の狭い空間に入り込んで、出られなくなる事故が起きることがあります。

金網フェンスはあまりオススメしません。犬や猫だけでなく、野生動物も、ワイヤーの先の尖った錆びた部分に引っかかって傷つくことがよくあるからです。

Dog stuck in the fencing in the in the neighbourhood house, but it gave me enough time to click.

4. 野鳥の餌台

冬場は野鳥のために餌台を設置する人もいるでしょう。ただし、餌台は置きっ放しにせずに、いつも清潔にしておかないと、野鳥たちに感染症を広げる原因になってしまいます。

猫のいる家では、餌場を設置する場所に注意しましょう。低い餌場だと、集まった鳥たちが猫の餌食になってしまうという悲しい事故が起きることもあります。

Cat in the birdbath

5. 水場

動物のために庭に水飲み場を用意する場合も管理が必要です。水を庭に置きっぱなしにしておくとボウフラが湧いて蚊が大量発生してしまいます。さらに長期間放置すると、細菌や有毒藻類、アメーバなどが繁殖し、水を飲んだ動物に悪影響を及ぼすことに。同じ理由で、鳥の水場の水もこまめな交換を忘れずに。

小動物や子猫などが水場に落ちて溺れることもあります。落下した動物が溺れないように、木製の板を取り付けるなど予防策をとっておきましょう。

Testing the water

6. 園芸資材

肥料、除草剤、ナメクジ避けなど、園芸資材には有毒物質を含むものが多くあります。ペットや野生動物は、こうした有毒物質を少量でも摂取すると、激しい下痢や中毒を起こしてしまいます。園芸資材置き場にはペットが入れないように鍵をかけましょう。また、液体肥料を薄めた水などは、犬や猫が飲まないように、すべて廃棄しておきましょう。

Don’t eat rat poison.

7. 残飯

コンポストを作っている人は残飯を入れないように。動物は匂いに惹かれて、コンポストの内容物を食べてしまいます。また、庭でのバーベキューのときなどは、玉ねぎなど犬や猫にとって危険な食べ物の管理に十分注意しましょう。

この記事では、犬に食べさせてはいけない10種類の食べ物をご紹介しています。

Day 276: Bone Dry

8. トゲ

アカシアやバラなどには鋭いトゲがあります。動物がトゲに引っかかったり、トゲを踏んで怪我をする事故は意外に多いもの。トゲのある植物を植える場所には動物が入らないようにするなど工夫しましょう。

最近は、メリケントキンソウという鋭いトゲのある外来植物が全国的に広がっています。犬の歩き方がおかしくなったら、足の裏を確かめてみてください。庭でメリケントキンソウを発見したら早めの駆除が必要です。

9. タバコの吸殻

喫煙家のなかには部屋の中ではタバコを吸わず、庭で吸う人も多いもの。でも、タバコはペットにとっても危険だということをお忘れなく。ニコチンは強い神経毒。吸殻を誤飲してしまうと、小動物や鳥、子犬はすぐに致死量に達してしまいます。吸殻だけでなく、灰皿の水も危険です。灰皿は庭に放置しないようにしてください。

タバコの吸い殻のリスクについてはこの記事をご覧ください。

動物に安全な庭は、飼い主にとっても安心な庭です。また、お子さんにとっても安全な庭と言えるでしょう。人にも動物にも優しい庭で、気持ちの良い季節を楽しんでくださいね!

プレビュー画像: ©imgur/nancyseltzer ©imgur/andruha1123

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