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その他の豆知識

バナナを黒く変色させず美味しく長持ちさせる保存方法

皮むきも簡単、手軽に食べれて栄養バランスに優れたバナナは、毎日の栄養補給に最適な健康果物。

むくみを解消するカリウムが豊富に含み、美肌効果の高いビタミンや食物繊維も豊富で便秘解消&免疫力アップ、健康・美容効果も期待できる優秀食材です。

間食やダイエット中の栄養補給にもピッタリ、健康維持のためにも日々の食生活に積極的に取り入れたいバナナですが、一つだけ気になる点があります。それはバナナの皮が黒く変色してしまうバナナ黒ずみ問題

バナナの日持ちする保存方法と言えば、バナナの木になっているのに近い状態で保存できるバナナスタンドが有名ですが、夏場など熟成が進みやすい時期は柔らかくなった皮が果実の重みを支えきれず、皮がめくれて落ちてしまうことも。

そこで今回は、バナナスタンドなしでも簡単にバナナを長持ちさせる方法を紹介します。

まず、バナナを購入したら袋から出しましょう。バナナから発する「エチレンガス」により追熟が進むため、袋に入れたままだとエチレンガスの濃度が上がり追熟スピードが上がる=シュガースポットや黒く変色するのが早くなってしまいます。

バナナを袋から出して溜まったエチレンガスを逃すことで追熟スピードを下げることができるのです。

では袋から出したところで、簡単にできるバナナを長持ちさせる方法を紹介します。

まずは2秒でできる超簡単な方法です。

バナナをアーチ側を上向きにして置く

バナナを置くとき、こんなふうに置いてはいませんか?

©Media Partisans/ちえとく

一見、普通のバナナの置き方に見えますが…実はこれ、一番バナナが傷みやすいダメな置き方なのです。テーブルと接している面にバナナの重みがかかるため、痛みやすくなってしまうのです。

そこで、手っ取り早くできるのが、バナナのアーチ側を上むきにする置き方。テーブルと接する部分が少ないため、痛みにくくなりより日持ちするのです。

©Media Partisans/ちえとく

バラバラにして保存

バナナを1本ずつ切り離し、バラバラにして保存します。バナナを分散させることで発生するエチレンがすも分散され、追熟スピードが落ちるのでシュガースポットや皮が黒く変色するのもゆっくりになります。

バナナを買ったけれど、食べ切るのに数日はかかりそう…なんてときに是非お試しください。

©Media Partisans/ちえとく

エチレンガスを制して追熟速度を下げるには軸を密閉

さらに徹底してバナナを長持ちさせたい人におすすめの方法がこちら。

バナナの軸の部分をラップで覆って保存する方法です。

バナナは軸からエチレンガスを放出するので、軸を密閉することでエチレンガスの放出を抑え、追熟スピードを大幅に下げることができます。

風通しの良い場所で常温保存が基本のバナナですが、夏場など気温が上がりバナナが痛みやすくなる時期は、冷蔵庫の野菜室に入れるのもお勧め。

ただし、バナナの保存に適した室温は14度から20度。冷蔵室にバナナを入れると、低温障害を起こして皮が真っ黒に変色してします。(果実そのものが痛むわけではないので、低温障害で黒ずんだバナナも問題なく食べることができます)

また、バナナを新聞紙に包んでから冷蔵庫に入れることで、湿度がほどよく保たれ、冷気が直接バナナにあたるのを防ぐことができます。

栄養成分が豊富でこまめに食べたいバナナ。特売日にまとめ買いしたときには是非この保存方法をお試しください。

出典: o-uccino.jp

プレビュー画像: ©︎Media Partisans/ちえとく