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【恐怖】浜辺で遊ぶ幼い息子を見つめる男性。5秒後、のどかな風景が悪夢と化した。

夏休みのレジャーの定番といえば、やっぱり海水浴ですよね!海岸や浜辺は夏の厳しい暑さを凌ぐのには最適のスポットですが、海での事故は毎年あとを絶たないのが現状です。特に「離岸流」と呼ばれる現象によって海で泳いでいた人たちが遠く沖合いに流され命を落とす痛ましい事件が多数報告されています。

しかし、なんとこの離岸流の3倍もの強い力のある「戻り流れ」と呼ばれる波が存在することがわかっています。

海水浴客にとって危険なこの「戻り流れ」の恐ろしさを表す動画がYouTubeに投稿されています。動画は浜辺で遊ぶ子ども達とそれを見つめる父親らしき男性の映るシーンから始まります。

Youtube/RMVideos

動画が始まってすぐに2人いる男の子のうち、1人が波に足をとられて転んでしまいました。父親らしき男性は「こっちへ来い」とでも言うように手で合図をしますが、男の子はみるみるうちに波際まで引っ張られてしまいます。

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振り返って後ろから来る大きな波を見た男の子はなんとか自力で立ち上がり、父親の方へ走ろうとしますが、時すでに遅し。男の子の元へ母親らしき女性がたどり着く前に、波がまだ幼い少年をさらっていきました。

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ここへきてようやく事態の深刻さに気づいた父親と母親が、波に流された男の子の元へ全力疾走で駆け寄りますが、少年は画面後方の波打ち際まで流されてしまいました。大事な我が子が海に引きづりこまれていくまさに悪夢の瞬間。すると周りで見ていた海水浴客達も異変に気付き、男の子と両親のところまで走っていきます。

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しかし巨大な波は男の子を丸のみにし、ほかの海水浴客達もその勢いに為す術もありません。少年の父親と見られる男性も並みに足を取られ、引き波に流されないように必死に地面にしがみついているのがわかります。

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それでもなんとか1人の勇敢な男性が男の子を波からすくい上げ、助けることができました。海水浴客の助けがなかったらと思うと、背筋がゾッとします。

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この動画で男の子をさらった波が「戻り流れ」と言われるもので、水深が急に深くなっている海岸で発生し、砂浜や波打際にいる人が強い波の力で足元をすくわれ、海の中に引き込まれてしまう恐ろしい現象です。

この戻り流れは、各都道府県が専門家などと協力してどの海岸で起きやすいのか、調査が行われています。戻り流れの発生が認められた海岸は、遊泳禁止措置などが取られている場合がほとんどですので、海水浴に行く前に、あらかじめその海岸が遊泳禁止になっていないかどうか、チェックする必要があります。

そして子供は静かに溺れるということも忘れたくないものです。細心の注意を払って、事故のない海水浴を楽しんでください!記事の動画はこちらからご覧頂けます。

プレビュー画像:©Youtube/RMVideos