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DIY

2月に種まきしたい野菜や果物5選

柔らかな日差しを感じて、スノードロップやクロッカスが顔を出しはじめました。もうすぐ春ですね。菜園やガーデニングの準備をする季節の到来です。

とはいえ、2月はまだまだ寒さが厳しいので、種まきは無理だろうと思われがち。でも、この時期から屋内の暖かい場所で種まきを始めると、早めに収穫や開花を楽しむことができます。

特に、トマト、ピーマン、キュウリなどの野菜は、収穫までに時間がかかるので、今から種まきを始めることをお勧めします。温暖な気候であれば、6月中旬に収穫することができます。

2月から種まきできる野菜

1. ピーマン・パプリカ

ピーマン・パプリカは生育に時間がかかるので、ゴールデンウイークの植え付けに間に合わせるために2月後半から3月前半に種まきを開始する必要があります。種が発芽するには20~30度の温度が必要なので、温室の窓辺で育てるか、保温された育苗箱で育てる必要があります。5月にはいってから、遅霜の心配がなくなったら、畑に植え付けましょう。

2. トマト

トマトもピーマン同様、成長に時間がかかるので、他の野菜よりも先に種まきをした方がいいでしょう。今から始めれば、秋までにたくさんのトマトを収穫することができます。

トマトは、発芽温度が20℃で、光をたくさん浴びる必要があります。小さな温室の窓辺に置いておくのがよいでしょう。

トマト栽培で初心者がやりがちな失敗もチェックしておきましょう!

3. メロン

メロンもそろそろ種まき時期です。発芽温度はピーマンと同様に25℃なので、温室や保温された育苗箱で栽培する必要があります。メロンは種まき用のポットに一粒ずつ種をまき、日当たりの良い暖かい場所に置きます。土は常に湿らせておく必要があります。品種によっては、最初の苗が出てくるまでに4週間ほどかかることもあります。5月以降は屋外に植えることができます。

4. ズッキーニ・キュウリ

ズッキーニやキュウリは、育てやすいことから人気の高い野菜です。ズッキーニやキュウリも苗床となるポットに1粒の種を入れるだけでOK。発芽温度は20℃で、条件が良ければ1週間ほどで芽が出ます。5月中旬になり、遅霜の心配がなくなったら、植えつけ時期。遅霜が心配な場合は大きな鉢に植えておけば、寒さが戻った時に簡単に室内に入れることができます。

5. ニンジン

上記の野菜とは異なり、ニンジンは寒い時期でもフィルム(ビニールや寒冷紗)をトンネル状に被せるだけで露地蒔きができます。もうひとつのポイントは種を蒔く前に一晩水につけておくこと。その後、適切な間隔で列を作って、多めに種をまきましょう。庭でも簡単にできますが、ベランダ栽培にも適しているので、プランターやう大きな植木鉢に種をまくだけでOKです。発芽したら、株間をあけるために間引きしながら育てると、5月ごろにはおいしい人参を収穫できます!

Carrots

他にも以下の野菜は今から種まきができます。

  • 大根
  • にんにく
  • ホウレンソウ

今から種まきができる花

ほとんどの花の播種時期はもう少し後ですが、早めに種を蒔ける品種もあります。たとえば、カーネーション、ベゴニア、ロベリア、ペチュニア(サフィニア)、スイートピーなどは今から種をまけば、早めに花が楽しめます。

ただし、ほとんどの花の種は発芽温度が15~20℃。ですから、早めに種を蒔く場合は屋内で温度管理に注意する必要があります。置く場所は直射日光が当たらない明るい場所。複数の品種を植えた場合は、品種名と日付を記入することを忘れずに。

春のガーデニングシーズンが今から楽しみですね。今年は、家庭菜園の新しい形「キーホールガーデン」にもぜひ挑戦してみてください。

出典:my beautiful garden

プレビュー画像: ©Pinterest/feathersinthewoods.com ©Pinterest/oola.com