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美容・ヘルスケア

歯の黄ばみが気になるなら今すぐやめたい9つの習慣

人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだと言います。でも、笑いたくても、歯が汚いと口を開けて笑うのが恥ずかしくなってしまいます。さらに、歯の汚れは見た目を損なうだけでなく、健康上の問題にもつながります。

歯の黄ばみや着色汚れは、必ずしも歯をきちんと磨けていないせいで起きるわけではありません。多くの場合、その原因は習慣によるもの。

白い歯を保つために避けるべき9つの習慣

一見無害に思える習慣が想像以上に歯に負担をかけています。この記事では、歯の黄ばみや変色の原因となる日常の習慣をご紹介します。

習慣1:過度な歯磨き

歯磨きはデンタルケアの基本。でも、磨くときに力を入れすぎたり、硬すぎる歯ブラシを使っていると、歯を保護するエナメル質を削り取ってしまいます。エナメル質がすり減ると歯の内部の象牙質の黄色い色が見えてきてしまうのです。また、磨きすぎは歯茎の後退にもつながります。

歯ブラシは毛先の硬さが軟らかめ、または普通を選び、磨くときはゴシゴシこすらず、マッサージするように動かすとよいでしょう。また、歯磨きは1日に3回までにしてください。

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習慣2:酸性の強い食べ物

酸性の食品を食べ過ぎると、歯を保護するエナメル質を傷つけてしまいます。エナメル質の劣化が起こると、歯の変色が起こり、熱いものや冷たいもの、甘いもの、酸っぱいものにも敏感になります。

特にレモンなどの柑橘類、フルーツジュース、梅干しなど酸性の強いものを食べるのが好きな人は、食事と食事の間を長めに取るとよいでしょう。また、食べてすぐにお茶や水を飲むようにしましょう。そうすることで、口の中の唾液が酸を中和する時間ができ、エナメル質を再生することができます。

習慣3:コーヒー、紅茶、赤ワインを飲む

コーヒーや紅茶、赤ワインなどは、時間が経つと歯を着色してしまいます。特に、こうした食品と一緒に柑橘系のジュースなどを飲むと、エナメル質そのものが変色してしまいます。

コーヒーなどを飲んだ後は、すぐに水を飲むか、歯を磨くようにしましょう。朝食にコーヒーとオレンジジュースの組み合わせは避けましょう。

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習慣4:ホワイトニング歯磨き粉を頻繁に使用する

ホワイトニングの歯磨き剤自体は有害ではありません。歯の汚れや着色を落とすのに役立ちます。しかし粗い微粒子が含まれている歯磨き粉をいつも使用していると、歯質に負担がかかってしまいます。

ホワイトニング歯磨き剤には表面的な効果しかありません。大きな効果を期待するのはやめましょう。特に生まれつき歯が黄ばんでいる人は、歯科医によるホワイトニング治療の方が効果的です。

習慣5:爪楊枝を使う

爪楊枝は歯と歯の間の食べ残しを取り除くのに役立ちますが、歯茎を傷つけてしまう可能性があります。

歯の隙間汚れをとる場合はデンタルフロスを使いましょう。歯と歯の狭い隙間に入り込みやすいだけでなく、爪楊枝よりも優しく使うことができます。

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習慣6:間食

歯のエナメル質を攻撃するのは、酸性の食べ物だけではありません。砂糖や脂肪も歯を軟化させ、虫歯菌の温床となります。

歯を白く保つためには、常におやつを口にしているような食生活をやめ、おやつは時間を決めて食べる、あるいは食後にデザートの時間をとるようにしましょう。

習慣7:歯を道具として使う

王冠のキャップを開けたり、袋を破ったり……道具を使わず、歯でやっている人いますよね。しかし、歯はそのような負荷に耐えられるようには設計されていません。結果的に歯のエナメル質に目立たない傷や隙間ができ、最悪の場合、歯が欠けてしまいます。

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習慣8:酸っぱいものを食べた直後に歯を磨く

前述したように、酸性の食べ物は歯のエナメル質を攻撃します。そのため、フルーツジュースを飲んだりした後は、30分以上待ってから歯を磨くようにしましょう。そうしないと、歯磨きでエナメル質が削り取られてしまいます。

酸っぱいものを食べた後に、無糖のガムを噛むと唾液の量が増え、口の中の酸を中和してくれます。

習慣9:喫煙

タバコは歯の最大の敵と言っても過言ではありません。タバコによる変色は通常の歯科治療では取り除くことができません。さらに、喫煙は歯肉の炎症や歯周炎を促進し、歯肉が退縮して歯がゆるくなる原因になります。喫煙者は丁寧なデンタルケアが特に重要。こまめに歯科検診やクリーニングを受けましょう。

このように歯は生活習慣で黄ばんでいきます。でも、逆に、歯を白く保たせる食べ物もあります。笑顔でいるためにも、生活習慣に気をつけて白い歯を保ちたいですね。

出典 dentasay , German dental information

プレビュー画像:© flickr/Marcel