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キッチン

鮮度が高くておいしい白菜を見極めるコツ

冬の食卓の定番野菜とも言える白菜。定番の鍋料理はもちろんのこと、炒め物や漬物、またサラダまで和洋幅広く使えるのも白菜の魅力の一つです。

煮ても炒めても、漬け込んでも美味しい白菜ですが、スーパーで買う時は使い切ることを考えると、1/2サイズや1/4サイズにカットされたものを買うことが多いですよね。

野菜コーナーに並んだ白菜から1つ選ぶ時、どんなところを見ていますか?何気なく手に取るという人もいれば、つい緑色が鮮やかな方がおいしそうに見えて手に取ることがありますよね。

でも、実は中心部が綺麗な緑色よりも白っぽい黄色の葉をしている白菜の方が鮮度が高いのだそう。そこで今回は、意外と知られていない美味しい白菜を見極めるコツをご紹介します。

鮮度が高く美味しい野菜を見極めるコツ

・断面の中心が白っぽく黄色の葉をしている

Twitterで数々の野菜に関する有益な情報を紹介している、青髪のテツ|野菜のプロさん(@tetsublogorg)は、白菜の鮮度を見極めるコツとしてカットした断面の色について紹介。

青髪のテツさんによると、スーパーなどで販売されているカット白菜は、陳列後断面が光合成をするため、徐々に緑色に変化するのだそう。そのため、切ってすぐの白菜であれば白っぽい黄色をしているため、カット処理されたばかりの鮮度が高い白菜と言えるそうです。

※中には、白菜自体に黄色い葉の種類や紫色の白菜もあります。ここで紹介しているのは、スーパーで一般的に販売されている白菜に当てはまる内容です。

・切り口をチェック

白菜は切ってからも成長を続けるため、外側の葉から中心部へ養分が送られます。そのため、時間の経過と共に芯のある中心部が膨らんできます。買う時は、中心部が平らなものがおススメです

・芯の長さをチェック

白菜は、中心の芯が長いものよりも短い方が甘い傾向にあります。白菜は、収穫せずに時間が経つと、芯が伸びて花を咲かせます。芯が伸びるために葉の栄養を使うので、芯が長いものよりも短い方が甘くておすすめです。

・葉の隙間を見る

葉の間に隙間がなくしっかりと詰まっている白菜は、冬の寒さに耐え、身を守るために糖度をたくさん蓄えている白菜です。

・芯に切れ目が入っていたら、それはお店の気遣い

芯の部分に縦に切れ目を入れると、成長を止めることができ鮮度が落ちるのを抑えることができます。割れ目が入っていると思い手が遠のきそうになりますが、お店側が敢えて鮮度を保つために入れている気遣いと言えます。また、もし切れ目が入っていない場合は購入後に、株の根元に繊維に沿うように縦に切り込みを入れておくと、生長を止めることができ鮮度が落ちるのを抑えることができます。

鮮度が高くおいしい白菜を見極めのコツ、知っておくとお得に白菜を買うことができそうですね。

白菜の成長する仕組みを逆手に取った、おいしさが長持ちする白菜の食べ方はこちらの記事をご覧ください。
・おいしさが長持ちする白菜の食べ方

プレビュー画像:©︎Facebook/サンフレッシュむしか(本店&えびす店)
出典:Twitter@tetsublogorg, みなとの野菜大辞典, tokyogrown