ちえとくをフォローする

Lifehacks

ハグ禁止?親友禁止?!海外のぶっとんだ校則10選

日本では、髪型から制服の着方、ソックスの長さ、果ては下着の色まで細かい校則がある学校が少なくありません。最近では、ツーブロック禁止の校則の是非が話題になりました。

一方、欧米の学校は、校則自体なかったり、あっても「制服の着用」と「授業中のスマホ禁止」など授業妨害を禁止する規則だけというところがほとんど。特にヨーロッパの多くの国では、個人の権利を尊重するため、ピアスやネイル、髪を染めるのも自由です。

でも、なかには「え?」と思うようなびっくり仰天の奇妙な校則がある学校もあります。そんな海外の学校のぶっとんだ校則をご紹介しましょう。

1. トイレットペーパー禁止

生徒同士がトイレットペーパーを投げ合ったり、トイレを故意に詰まらせるなどのイタズラをしないように、トイレにトイレットペーパーを置くのを禁止した学校があります。トイレットペーパーは配給制になり、生徒たちは先生に申し出たり、事務局に行き、トイレットペーパーの配給を受け取らなければならないのだとか。

toilet paper orientation

2. ハグ禁止

イギリスのある学校では、いじめを防ぎ、互いの境界を尊重する子どもを育てることを目的として、2016年に全面的にノータッチ法を導入しました、でも多くの親たちは、手をつなぐことやハグを禁止されることで社会的スキルが身につかないのではないかと心配しています。

Hug

3. スウェットパンツ禁止

スウェットパンツは家でくつろぐ服というイメージがあるため、禁止している学校があります。

TU Honors Sweatpants

4. 学校での飲酒?

ドイツでは16歳からビールやワインといった醸造酒でアルコール度数の低いお酒は飲んでもOK。でも、さすがに学校での飲酒はだめでしょ?と思いきや、授業中に飲酒してよいかどうかは校長の判断によって決まるのだとか。とはいえ、大多数の学校では、トイレに頻繁に行くことが授業を妨害することになる、集中力がなくなる、肥満になるなどの理由で、学校でお酒を飲むこと自体が禁止されています。

Aquafina Water Bottle

5. パーカー禁止

アメリカでは、フード付きパーカーの着用を禁止している学校がかなりあります。理由はこの服がスマホやヘッドホンなどの隠し場所になる可能性があるからです。

Boy in hoodie.

6. ベストフレンド禁止

欧米で「ベストフレンド」といえば、単に仲の良い友達という意味ではなく、友達の中から一人だけが得られる「称号」。アメリカのマサチューセッツ州やイギリスでは、他の子どもたちを仲間はずれにしてしまう恐れがあるという理由で、就学前の子どもたちがベストフレンドと名乗ることを禁止しました。

Best friends forever

7. クリスマスのお祝いを禁止

イギリスのある学校は、クリスマスが商業的になりすぎているという理由で、学校でのクリスマスのお祝いをやめると発表しました。それに対し、500人以上の学生がクリスマスの伝統を守るべきだと意見を書いた要望書を提出。その後、校長はこの発表を取り消したそうです。

Weihnachtsdeko.

8. ガム禁止

ドイツのロッテンブルクにある学校では、2019年からチューインガムが禁止リストに載っています。公式の理由は、学校の敷地内のゴミを減らすためです。

At Gumball Dispenser

9. ブーツ禁止

アメリカ、ペンシルベニア州にある学校では、生徒がスマホを教室に持ち込むのを防ぐため、隠し場所になるブーツの着用が禁止されました。

New boots

10. ヘアカーラー禁止

アメリカ、ヒューストンのある学校の校長は、生徒たちが学校での適切な服装について理解できていないとし、ヘアカーラー、パジャマ、露出過多のトップス、短すぎるスカートを禁止するドレスコードを導入しました。

Hair Rollers

他にも海外では「宿題禁止」の小学校もかなり増えているようです。

こうやってみてみると日本の校則とはかなり違いますね。一番違う点は、すべての規則に理由が付記されていること。少なくとも、理由もなく「ルールはルールだから」と理不尽に押し付けるような校則はなくてもいいような気がしますが、いかがでしょうか。

そのほか、学校に関する記事は以下でも紹介しています。ぜひご覧ください。

プレビュー画像: ©Flickr/Darren Foreman ©Flickr/Steven Lilley