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DIY

小さくなったキャンドルを再利用する11のアイデア

寒くて暗い季節にはキャンドルの灯りが欠かせません。ゆらゆらと揺れる暖かな灯りは、見ているだけで心を癒してくれるもの。

でも、キャンドルは使っているうちに芯先が短くなり、なかなか最後まで使い切ることができません。使用済みキャンドルの蝋がまだ余っているなら、捨てずに別の形にリサイクルしましょう。

この記事では、残ったキャンドルを捨てずに活用するアイデアをご紹介します。使い終わったキャンドルがいくつか溜まったら、ぜひ挑戦してみてください!

使用済みキャンドルと余った蝋の14のリサイクルアイデア

1. 新しいキャンドルを自分でつくる

使い終わったキャンドルで新しいキャンドルを作るというのは一番ベーシックな再利用法です。古いキャンドル、新しい芯、ジャムなどの瓶、竹串2本、エッセンシャルオイル(お好みの香り)を用意して、キャンドル作りにチャレンジしてみましょう。

作り方:

  1. キャンドルの残骸を色別に分け、細かくして缶などに入れ、湯煎で溶かします。
  2. 古い芯や不純物を取り除きます。
  3. 香りをつけたい場合は、エッセンシャルオイルを加えます。
  4. 型を用意します。竹串2本の端をテープで留めて芯を挟み、芯をまっすぐにたらしてセットします。
  5. 溶かしたロウを型に流し入れます。クッキー型など、型の底が開いている場合は、クッキングペーパーを敷いて、底に薄い層ができる程度に流し込み、乾燥させてから残りの蝋を注ぎます。

2. 靴の防水

防水スプレーの代わりに、使い古しのロウソクを使って、布や人工皮革の靴に防水性を持たせることもできます。靴をロウソクでこすり、その後、ロウが繊維に吸収されるようにドライヤーで温めてください。

3. 靴紐の修理

擦り切れて、先がバサバサになった靴紐は、溶かしたロウに浸すと、形がまとまり再び使いやすくなります。

4. 着火剤を自作

松ぼっくりはそのままでも自然な着火剤ですが、溶かした蝋に浸せば、着火力がパワーアップします。キャンプやBBQで役立ちますよ。

5. キャンプストーブ

残ったキャンドルでキャンプストーブも自作できます。上に空気穴を開けた大きめの缶をかぶせると小さめの鍋なども置くことができます。

キャンドルの他に必要なものは、

  • 空のブリキ缶 1個
  • 段ボール1枚(細長く切る)
  • 綿(古いTシャツなど)
  • 糸(布をまとめるため)

綿の布を芯になるように細長く糸でまとめて、周囲に段ボールを巻き、缶のなかに入れます。段ボールに溶かした蝋を染み込ませれば完成です。

6. イースターエッグのデコレーション

溶かしたキャンドルの蝋に色をつけたもの、または蜜蝋クレヨンを溶かして卵に好きな模様を描きます。

7. エッグキャンドル

割った卵の殻に溶かした蝋を流し込み、芯を入れて、エッグキャンドルを作ってみましょう。イースターのデコレーションにぴったりです。

生卵を使って卵型のキャンドルを作ることもできます。

8. 貝殻キャンドル

ビーチで貝を拾うのが好きな人は、貝殻でキャンドルを作ってみましょう。夏の想い出がよみがえります。

9. 秋のデコレーション

残ったキャンドルとどんぐりの帽子で、ミニキャンドルを作ることができます。キノコみたいで可愛いだけでなく、このミニキャンドルは水に浮かべることもできるんです。

10. エアフレッシュナー 

スパイスやエッセンシャルオイルを蝋で固めて、部屋やワードロープの芳香剤に。

11. 硬くなったファスナーをしなやかに

衣類だけでなく、テントなどのファスナー付きアイテムにも有効です。硬くなって動きづらいファスナーをロウソクでこするだけで、スルッと開閉できるようになります。

他にも開きにくくなった引き出しのスライド部分に蝋を塗ればスムーズに開け閉めできます。

使い終わったキャンドル、捨てるのはもったいないですね。ぜひリサイクルに挑戦してみてください。

 

プレビュー画像: ©Pinterest/recyclart ©Pinterest/beautifuldawndesign