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DIY

瀕死の観葉植物をなんとか生き返らせる7つの技

観葉植物を沢山飾った室内は、おしゃれで、癒されますよね。でも、グリーンライフに憧れて観葉植物を買ってみても、いつもすぐに枯らしてしまう…という悩みもよく聞かれます。

せっかく買った植物を枯らしてしまうのは悲しいこと。元気がなくなって、枯れそうな植物を前にしているなら、自分には園芸の才能がない…と嘆く前にできることがあるかもしれません。少しでも緑の葉や柔軟な茎が残っているなら、まだ希望があります。

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植物をじっくり観察して、以下のヒントを参考に、何が問題なのか考えてみましょう。時間はかかるかもしれませんが、植物を復活させることができるかもしれません。

1. 枯れた部分は思い切ってカット

植物が復活にすべてのエネルギーを使えるように、枯れた部分を取り除きましょう。まず枯れ葉はすべて切り落とします。次に、茶色くなっている茎の部分は、緑色が見えるまで3分の1程度切り落とします。

茎が完全に枯れていて根だけが生きている場合でも、茎を全部切り取ってしまわずに、地面から10cmほど残しておきます。なんとか復活できたら、この茎から芽が出てくるのです。

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2. 水やりのタイミングを見直す

植物が元気をなくす原因で一番多いのは水やりの問題。植物の葉が茶色く乾燥しているか、緑の葉の先が丸くなっているとき、植物は水を欲しています。さらに根の周りの土も完全に乾いているなら、水をたっぷりあげましょう。

でも、水をやりすぎても植物は枯れてしまいます。周囲の土が湿っているのに、水をあげていると、根が呼吸できずに、葉の色が枯れたような茶色や黄色に変色することがあります。水を与えすぎて植物が弱ってしまった場合、土が乾くまで待つようにすることが最良の解決策となります。

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3. 日当たりは十分ですか?

日当たりのよい場所を好む植物の場合、光が足りないと元気をなくします。光が足りない場合、葉が薄く、小さくなり、茎も細くなります。その場合は、植物が十分な明るさを得られるよう半透明のカーテンに替えたり、なるべく日当たりの良い場所に植えて様子を見ましょう。

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4. 湿気の多い場所に置く

植物が乾燥して枯れかけているなら、時々水をやるだけでは足りないことがあります。室内はエアコンなどで乾燥しがちなので、定期的な水やりを忘れがちな方は、浴室など直射日光の当たらない湿気の多い場所に置いてみると、植物の復活に役立つかもしれません。

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5. 肥料を与える

栄養が必要なのは人間とペットだけではありません。植物も栄養失調になります。栄養失調の兆候は、葉の変色、そして成長が遅くなること。栄養素が不足しているなら、肥料を与えることで数日以内に植物を回復させることができます。しかし、過剰な施肥や不適切な肥料によって、根腐れが起きることもあります。根へのダメージが少なく、ゆっくりと栄養分を放出する水溶性肥料を使うのがベストです。

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6. ひと回り大きな植木鉢に移す

植物が大きくなって鉢とのバランスが悪い場合や、鉢底の穴から根が張り出しているなら、植え替えのタイミングです。水はけのよい肥沃な土を入れた、ひと回り大きな植木鉢に植え替えましょう。これにより、根が成長するのに十分なスペースが確保され、植物が元気を取り戻します。

ただし、大きすぎる鉢はNG。根に対して土が多すぎるのもよくないのです。現在の鉢よりも直径が3cm大きい鉢を選びます。

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7. 害虫対策

害虫は植物にダメージを与え、枯らすこともあります。葉の変形、葉に穴が開いているなど、害虫の徴候があるなら害虫対策が必要です。石けんと水を混ぜて葉にスプレーすると、ほとんどの害虫を駆除できます。

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声を持たない植物ですが、さまざまな形で何が問題なのかを私たちに訴えています。植物をすぐに枯らしてしまうという人は、よく観察して、植物が喜ぶように水やりや日当たりなどを工夫してみましょう。憧れのグリーンライフ、実現してくださいね。

旅行中の植物への水やりのコツもあわせてご覧ください。

 

プレビュー画像: © Flickr/Chad Miller