キッチン
甘い冬キャベツを一瞬で見分ける便利知識
冬と春に旬があるキャベツですが、今は11月から3月ごろが旬と言われる冬キャベツの季節。冬のキャベツは、葉がしっかりとした肉厚で、加熱すると甘みが増すことから、ロールキャベツやポトフなど、この季節に嬉しい温かい煮込み料理に向いていると言われます。
寒い季節に収穫できることから寒玉とも呼ばれることもある冬キャベツですが、急な寒さに当たったとき、キャベツにはある特徴が現れるそうです。
今日の手伝い
— 鮭酒 (@sake_explorer) December 29, 2020
おじいちゃんおばあちゃんと冬キャベツの収穫 pic.twitter.com/GizkLqplcF
みなさん、スーパーで見かけたキャベツの葉が紫がかっていたということありませんか?この紫色が、寒さに当たったキャベツに現れる特徴。しかも、これは寒さにあたった証拠なだけでなく、「甘み」の証拠でもあるのです。
そのため、紫がかった葉をしたものは、他のキャベツよりもおいしいキャベツ。この季節に、スーパーでこんな葉の色のキャベツを見つけたら、ラッキー、すぐに手に取りたいキャベツです!
このお得情報を教えてくれたのは、Twitterユーザーで野菜にまつわる有益な豆知識をシェアしている青髪のテツ|野菜のプロさん(@tetsublogorg)。見つけたらガッツボーズと青髪のテツさんも紫がかったキャベツを推しています!
【八百屋からのお願い】
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) February 22, 2022
この時期のキャベツは
紫を避けないでください!
紫を避けないでください!
紫を避けないでください!
紫色は寒さに当たった証。
キャベツは寒さに当たると中がよく詰まり甘くなります。
なので紫のモノがあれば心の中でガッツポーズをしてカゴに入れましょう。 pic.twitter.com/cpbYj2P4jz
このキャベツの紫色の正体は、ポリフェノールの一種であるアントシアニン。急激な寒さから身を守るために発生する生理現象なのだそうです。冬に育つ野菜は、寒くなると凍らないよう、糖分を蓄えて自分を守るエネルギーとします。そのため、アントシアニンが出ていたら寒さに耐え、糖分をたっぷりと蓄えている証拠です。
これは結構ガチですが『紫色のキャベツは古く品質が悪い』は間違い。本当は『アントシアニン』と言うポリフェノールの一種。急激な寒さによって発生する生理現象です。食べてもまったく問題なし。むしろ寒さで糖分が増した『甘みの証拠』なので積極的にお手に取っていただけると嬉しいです。 pic.twitter.com/miIF4hXi1q
— 岩崎ファーム (@iwasakifarm) January 8, 2022
この現象は、キャベツだけでなくブロッコリーやカリフラワー、アスパラにも起るそうです。
今、スーパー✨
— chaco (@chaco252599) February 18, 2022
ブロッコリーの紫色はポリフェノールのアントシアニン。寒さから身を守るために作られたもの。
こういうブロッコリーは甘くおいしくなっているのでおすすめです😋
茹でるとvc と一緒に流れちゃうので蒸し茹でがベスト!#ブロッコリー #アントシアニン pic.twitter.com/7VD9mCQGvd
青髪のテツさんが紹介したこの豆知識には、他ユーザーからも多くの反響がよせられ、勉強になったという声が多くある中、敢えて避けていたと言う声もありました。
テツさんに教えてもらってなかったら避けてましたわ pic.twitter.com/t63LrQOObV
— 桐野 吉里夫 (@puripy) February 22, 2022
また、おいしいキャベツを見分けるポイントはこのほかにも、裏返したとき、芯から出ている5本の筋が均等になっているものが偏りなく育っておいしいのだそうです。
キャベツの豆知識④
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) February 23, 2022
農家さんからキャベツの選び方を教えてもらったのでシェア。キャベツは裏側の 5 本の筋の間隔が均等になっているものが成長に偏りがなくおいしいそう。
お買物の参考にどうぞ! pic.twitter.com/kwFM7DhArN
ビタミンCやキャベジンと呼ばれるビタミンUが豊富なキャベツ。これからは、スーパーで紫がかった葉のキャベツを見つけたら、真っ先に手に取っていきたいですね。
キャベツを長持ちさせる保存法も併せてご覧ください。
プレビュー画像:©︎Twitter/puripy
出典:[email protected], 八百屋やおこ
