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キッチン

甘い冬キャベツを一瞬で見分ける便利知識

冬と春に旬があるキャベツですが、今は11月から3月ごろが旬と言われる冬キャベツの季節。冬のキャベツは、葉がしっかりとした肉厚で、加熱すると甘みが増すことから、ロールキャベツやポトフなど、この季節に嬉しい温かい煮込み料理に向いていると言われます。

寒い季節に収穫できることから寒玉とも呼ばれることもある冬キャベツですが、急な寒さに当たったとき、キャベツにはある特徴が現れるそうです。

みなさん、スーパーで見かけたキャベツの葉が紫がかっていたということありませんか?この紫色が、寒さに当たったキャベツに現れる特徴。しかも、これは寒さにあたった証拠なだけでなく、「甘み」の証拠でもあるのです。

そのため、紫がかった葉をしたものは、他のキャベツよりもおいしいキャベツ。この季節に、スーパーでこんな葉の色のキャベツを見つけたら、ラッキー、すぐに手に取りたいキャベツです!

このお得情報を教えてくれたのは、Twitterユーザーで野菜にまつわる有益な豆知識をシェアしている青髪のテツ|野菜のプロさん(@tetsublogorg)。見つけたらガッツボーズと青髪のテツさんも紫がかったキャベツを推しています!

このキャベツの紫色の正体は、ポリフェノールの一種であるアントシアニン。急激な寒さから身を守るために発生する生理現象なのだそうです。冬に育つ野菜は、寒くなると凍らないよう、糖分を蓄えて自分を守るエネルギーとします。そのため、アントシアニンが出ていたら寒さに耐え、糖分をたっぷりと蓄えている証拠です。

この現象は、キャベツだけでなくブロッコリーやカリフラワー、アスパラにも起るそうです。

青髪のテツさんが紹介したこの豆知識には、他ユーザーからも多くの反響がよせられ、勉強になったという声が多くある中、敢えて避けていたと言う声もありました。

また、おいしいキャベツを見分けるポイントはこのほかにも、裏返したとき、芯から出ている5本の筋が均等になっているものが偏りなく育っておいしいのだそうです。

ビタミンCやキャベジンと呼ばれるビタミンUが豊富なキャベツ。これからは、スーパーで紫がかった葉のキャベツを見つけたら、真っ先に手に取っていきたいですね。

キャベツを長持ちさせる保存法も併せてご覧ください。

葉野菜を新鮮に1カ月長持ちさせる方法。

プレビュー画像:©︎Twitter/puripy
出典:Twitter@tetsublogorg, 八百屋やおこ