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家事

簡単にできる解決策!生ゴミの臭いを防ぐ10のコツ

梅雨から夏にかけては、生ゴミの臭いが気になる季節。生ゴミを放置していると、すぐに悪臭が立ち込めて、部屋中が臭くなったり、匂いを嗅ぎつけてコバエが寄ってきてしまいます。この記事では、生ゴミの臭いを中和する方法と臭いの発生を防ぐコツをご紹介します。

生ゴミの臭いを防ぐ10のコツ

1. 新聞紙

野菜や果物の皮など、水分を含む食品は悪臭の大きな原因。水気があると腐敗が進むので、新聞紙で包んでおきましょう。紙が水分を吸い取り、インクの作用で匂いを抑えます。

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また、ゴミ箱の底に新聞紙を敷いておけば、ゴミ箱内の湿度が下がり、臭いの発生を防ぎます。

2. 重曹

新聞紙で包む時にゴミに重曹を振りかけたり、重曹をゴミ箱の底にまぶしておくのもよいでしょう。重曹は雑菌の発生を抑えるとともに、酸性のゴミを中和して匂いを少なくする効果があります。ただし、ゴミ箱の重曹は定期的に交換する必要があります。

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3. コーヒーかす

コーヒーもまた、不快な臭いを抑えるのに役立ちます。コーヒーかすの水分を切り、トレーなどに平らに広げて乾燥させます。乾燥したコーヒーカスをゴミ箱の底に敷いておきましょう。

乾燥したコーヒーのカスを茶漉し袋などに入れて、ゴミ箱の蓋の裏に貼っておくのもおすすめです。同様にお茶の出し殻も消臭効果があります。

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4. みかんの皮

みかんや柚子、レモンなどの柑橘系果物の皮にも消臭効果があります。三角コーナーやゴミ箱など匂いが気になる場所に置いておきましょう。

5. 水気をしっかり切る

湿気は腐敗を促進し、嫌な臭いの原因となります。そのため、ティーバッグやコーヒーフィルターなどの湿った生ゴミは、ゴミ箱に入れる前に必ず水気を切るようにしましょう。

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6. ゴミ出しの日まで冷凍する

これは理にかなった方法です。夏は気温が高くなるため、生ゴミを放置しておくとどんどん腐敗が進み、悪臭を放ちます。特に、魚や肉の骨、食べ残しなどは腐りやすいので、ゴミ出しの日までビニール袋に入れて密閉し、冷凍庫に入れておくのがおすすめです。

7. ゴミ箱を掃除する

ゴミ箱を空にした後は、洗ってきれいにしておく必要があります。まずはスポンジと洗剤で洗ってみてください。頑固な臭いが残っている場合は、ゴミ箱の底にお湯を張り、酢かクエン酸を加えます。30分ほど放置した後、ゴミ箱の内壁をスポンジで擦ってください。その後、ゴミ箱を水ですすぎ、風通しのいい場所に置いて乾燥させます。

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8. ゴミ箱の置き場所に注意する

キッチンのゴミ箱は日の当たる場所に置かないようにしましょう。ゴミ箱の中が高温になればなるほど、腐敗が促進され、悪臭が強くなります。ゴミ箱は、キッチンの涼しい場所や日陰の暗い一角に設置しましょう。

9. ゴミ箱を購入する際のポイント

新しいゴミ箱を購入するなら、プラスチック製よりも臭いがつきにくいアルミやステンレスのモデルを購入しましょう。また「臭いものには蓋をしろ」というように蓋つきで密閉製が高いゴミ箱がおすすめです。

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10. ゴミ箱用の消臭剤は??

ドラッグストアなどで販売されているゴミ箱用消臭剤や芳香剤は使用しない方がよいでしょう。化学的な香料で気になる匂いを抑えるものがほとんどなので、香料で空気を汚染し、持続可能とは言い難いものです。また、ゴミ箱用消臭剤の中には、皮膚や目を刺激するものもあります。

このように生ゴミの臭い対策には色々な方法があります。他にも、生ゴミを出さないために野菜くずを有効活用する方法もご紹介しています。

出典:oekotest

プレビュー画像:©MediaPartisans